本日の医療ニュースより(8/26)

最近、製薬企業等が他業種の企業と組むなどして、Beyond the pillの観点でデジタルセラピューティクス(DTx)や、その他治療支援等に着目し、開発を進めている状況の中、よく業界にある「カオスマップ」のような整理・区分された情報がない(はず)の状況でした。が、今回、Answers Newsが素敵な情報を掲載していました。

加速するDX…国内製薬業界 デジタル協業マップ
https://answers.ten-navi.com/pharmanews/19108/

全ての情報が網羅されているかというと、そうではないというのが正直なところですが、現在の開発状況と提携状況を俯瞰するには、非常に参考になる情報であることには間違いないかと思います。

今後、この業界を俯瞰する上では、

① 行動変容をダイレクトに促すのか?
② 患者に知識を与え、行動変容を促すのか?
③ 蓄積した情報を元に、治療・開発に生かし、最終的に患者の利益につなげるのか?

など、誰を対象として、何を成し遂げるために、どのようなストーリーを描き、そしてプロダクトに落とし込むのか、という整理が必要になってくるように思います。そして、最終的に事業性にどう結び付けていくのか?利益至上主義という訳ではなく、患者にとってもサスティナブルである為にはある程度の収益を元に事業の継続性を担保できる、ことが重要であり、ここが今後の新規事業の難しさにもなります。

徒然と書きましたが、今回のマップを元に、これから業界の潮流として少しずつひも解いていきたいと思います。

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