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【落ち込みレベル別】とっておきのセルフケア教えます

落ち込むこと。
それは私にとって半分日常茶飯事の出来事です。
 
私は人に気を使いすぎるところがあり、
大きなことから小さなことまで気にしては、頻繁に落ち込んでいます。
落ち込む場所は主に、帰りの電車、お風呂、ベッドに入ってから。
 
そして本気で願うんです。
「“あの時”の少し前に時間が戻ればいいのに」
 
誰かに話して落ち込みを解消できれば良いのですが、
これまた人に気を使いすぎる性質上、悩みを聞いてくれた人を暗い気持ちにさせてしまうかも、と心配してしまって、それもできず。
 
今回は私が実践したセルフケア術の中から、落ち込みレベル別に分けてご紹介していきます。
今気持ちが沈んでしまっている方は、よろしければご参考になさってください。

レベル1 なんとなく気分が沈んでいる

嫌な出来事があったわけでもなく、寂しさを感じているわけでもないのに、突然気分が低空飛行になることが多い私。原因がいまだに分からず、困っています。
若い頃はそれでも限界まで無理して頑張っていましたが、今はそっと早めに避難するようにして自分を守っています。
このレベルのケア術はこちらです。

★“大好き”で栄養補給

いわゆる“推し”の出演番組を見たり甘い物を食べたりして、ときめきを心に与えてあげるのです。
見るだけでワクワクしたりドキドキしたりできるものなら、フィギュアやペット、食べ物、楽器などでも良いので、自分にとっての大好きなものに触れてください。
 
好きなものを見るだけで、自然と幸せな気持ちになりませんか?
「幸せだな」というプラスのエネルギーが自分の波動を上げてくれるので、栄養補給が終わる頃にはきっと一緒に気持ちも浮上させてくれるでしょう。

レベル2 今日はいろいろあって疲れ果ててしまった

職場で同僚からの嫌味で悔しい思いをしたり、帰りに寄った店で店員から失礼な対応をされたり、など、社会人として生きていると時々起こり得る外的ダメージ。
これを受けると、身体の中に重たい鉛がずっしりと入り込んで、嫌な疲れ方をします。
外では気を張っていられても、家に着いてやわらかいカーペットの上に座り込んでしまうと、もう動けなくなってしまいますよね。
このレベルの時は、このように対処しています。

★自分のわがままを全部許してあげる

ジャンクフードが食べたいならジャンクフードを、お酒が飲みたいならお酒を、目に付いた雑誌が欲しいと思ったらその雑誌を、お風呂に入りたくないなら入らない、というように、自分の心が望んでいることを全部叶えてあげるのです。
「でも」や「こんな時間なのに」で我慢してはいけません。心の欲求そのままを受け入れてあげましょう。

レベル3 どうして私、あんなこと言っちゃったんだろう

私が「時間よ、戻れ」と本気で願うのは、このレベルの時が多いです。
何気なく発した軽い一言であの人に嫌な思いをさせてしまったかな、私の注意の仕方が強くて後輩を傷付けちゃったかな、など、長く時間を過ごしている職場で特によくある自己嫌悪。
そして、会社を出て一人になった時にふいに思い出して自己嫌悪に苛まれます。
 
ところが、時間はもう戻ってこないということと、案外相手は気にしていないケースが多い、ということを、最近ようやく学びました。
だから今更後悔したってやり直せないのだから明日から絶対気を付けよう、と心に誓ってから、このように対処しています。

★自分の中の毒を出す

お風呂に塩と日本酒を入れてデトックスする方法も試すのですが、レベル2と同様動きたくない場合が多いもの。
こういう時は誰かの手を借りる方が精神衛生上良いので、マッサージやエステに行きます。
リンパや血流を流してもらいながら、心の中に溜まった毒素やネガティブが一緒に出ていくイメージをするのが効果的。
施術中はなるべく静かな空間にしてもらうのが良いと思います。
ただ、すぐに自己嫌悪が襲ってくることもありますので、その時は意識して何も考えないように努めてください。
頭と心をからっぽにすることで、ふわふわと浮遊感を感じられ、落ち込む気持ちが消えてなくなっていきます。
アロマオイルを使った施術にすると、よりリラックスできると思いますよ。

レベル4 どうしてこんな不幸なことばかり起こるんだろう

残業続きで帰宅時間が毎日23時過ぎていたり、理不尽に怒られることが多かったり、友人に貸したお金が返ってこなかったり、アンラッキーな出来事が続くと、確実に気持ちが滅入ります。
そんな時に自然とやっていたのが、このケア術でした。

★現実逃避

一泊旅行ができれば良いですが、近場で日帰り旅行でも充分です。
また、映画を見に行くのも効果はあります。
もしそこまで時間の余裕がない場合は、移動時間に読書をしてみてください。この時はフィクションの物語や小説がおすすめです。
つまり別世界に行けるもの、そして今の辛さを一瞬でも忘れられる体験を自分にさせてあげましょう。
 
アンラッキーな現実は、その時点では変えられません。
ただ、あまりにも長く落ち込んでいては、落ち込むような未来がやってきます。未来は、現在の思考や心の中が投影だからです。
今は辛くても、できるだけ自分の心を平穏に保って、未来を穏やかなものにしていきましょう。

レベル5 もうダメ、立ち直れない・・・

大好きな人とこの先一緒にいられない、根も葉もないうわさを流されて周りから嫌われてしまった、愛していたペットが亡くなってしまった、など、絶望的に悲しい状況は、生きているうちに何度か訪れると思います。
もう消えていなくなりたい、とすら思ってしまうほど辛い時は、私にも何度かありました。
そんな時は毎週アロママッサージを受けても効かないし、本なんか読みたくないし、甘い物を食べても味なんか感じられませんでした。
そういう時はもう、こうするしかありません。

★泣いて泣いて泣きまくる

夜道でも、寝る前でも、お風呂の中でも、自分が泣きやすい場所で泣いてください。
私は会社からの帰り道に涙が止まらなくなり、そのまま二駅歩いて帰ったこともありました。夜なので泣いていても目立たず、私にとっては大切な泣く場所でした。
また、実家暮らしをしている時代に敢えて海に行ったこともあります。特に冬の海はほとんど誰もいないので気にせず泣くことができるので、泣く場所が無い方にはおすすめです。
 
泣くと疲れるし頭が痛くなります。次の日に目が腫れ、顔も浮腫みます。それでも、泣くことを我慢しないでください。心の方が大切です。
泣いて泣いて泣きまくってどん底まで落ちたら、もうそれ以上は落ちることはありません。大丈夫です、なにせ、そこは「底」なのですから。
そして、あとは浮上するだけ、と自然と思えるようになるまで待ちます。
 
浮上の仕方は状況や性格にもよると思いますが、解決策を考えられるように頭が動き出すかもしれませんし、周りの人が助け舟を出してくれるかもしれません。
きっと自分にとって最善のタイミングで最善の解決策がきっと現われます。

予防策

★打ち込めるものを作っておく

レベル4の現実逃避と似ている部分もありますが、たとえば、英会話スクールで必死に単語を絞り出すために脳をフル回転させている間は、落ち込みのことを考えている余裕がありません。
そうやって一旦落ち込みから離れることで、客観的に見ることができたり、開き直れたりできるのです。
 
落ち込みの予防策として習い事を定期的にスケジュールに入れておくと、いざという時に受動的かつ半ば強制的に現実逃避ができるので、かなり助けになってくれました。
 
 
現在私が予防策としているのは、SHElikesというキャリアスクールです。

SHElikesは女性向けのスクールで、ライティングやwebデザイン、カメラなどのクリエイティブ系の講座や、ブランディングやマーケティングといったビジネススキルの講座など29種類のコースが揃っています。
この29種類から自分が受けたい講座をどれでも選ぶことができ、オンラインで受講することができます。
 
こちらは毎週○曜日、と決まっているわけではなく、自分の好きな時や空いた時間に受講していきます。でも私の場合は昔の習い事のような感じで、ノー残業デーの水曜日18時半からこのカフェで勉強する、とある程度決めて受講しています。
また、コースによっては課題や提出物もあり、今月末までに終わらせる!などと自分で目標を立てて進めていくので、落ち込みそうな時でも真剣に課題に向き合うことで自然と現実逃避ができています。
 
また、他の受講者さんとのコミュニティの場に参加することで、同じ学びをしている人たちと会話をして刺激を受けることができます。目標を持っている人は輝いていて、私ももっと頑張ろう、と素直に思えます。そして、こんなことで落ち込んでいる場合ではない、と、気が付けばとてつもなく大きな気分転換になっているのです。
 
落ち込んでしまう自分を守ってくれるもの、それが自分のスキルアップにつながるなんて、まさに一石二鳥!
よろしければ、お守りにいかがですか?

お守りをたくさん持っていれば大丈夫


予防策をはじめ、レベル別にご紹介した対処法は、ほんの一例です。自分自身の性格や状況によって当然対処できないこともあると思います。
でも、こんなケアの仕方もあるんだと知っておくだけで、きっとあなたのお守りになってくれるはず。

自分のご機嫌を上手に自分でとれるようになることが、大人への第一歩だと思います。
素敵な大人はきっとこのようなお守りをたくさん持っているに違いありません。


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