見出し画像

憧れの都会生活、はじめました。怖がりな私が一歩を踏み出せた理由

「私、東京に住もうと思うの」

 

そう宣言すると、家族からは驚きの声が飛んできました。
かなり心配され、やんわりと反対の言葉を受けました。
でもこのときの私は、そこで諦めたりせず、自分の気持ちを素直に伝えました。

 無理かどうかはやってみないと分からないこと。
生活や仕事に関しては正直なところ自信がないこと。
けれど、やらなかったらこの先絶対に後悔すると思う、ということ。


それから半年後、私はついに東京での生活をスタートさせました。
自分の心の声に従って行動したことに何の後悔もないし、決断できた自分を誇りに思います。
 

同じように夢に向かって踏み出すかどうか迷っている貴女へ。
そして、憧れだけを抱いて諦めてしまった数年前の怖がりな私へ。

心の支えになったもの

東京に住むことは、田舎に住む私の学生の頃からの夢でもありました。
大学進学、就職、と何度もチャンスはあったのに、不安の方が大きくて、夢は見て見ぬふりをして諦めてきました。
今回も東京に住みたい、という夢が再び生まれてから実行するまでに、何も迷わなかったわけではありません。
手放してしまおうかと思うくらい面倒臭くなることもありました。もういいや、と投げ出してしまいたくなることもありました。
 
それなのに、今回は何かが違いました。
 
私は新しい自分として生きていきたい気持ちの方が大きく、それが原動力となって進んでこられた気がします。

振り返ってみると、その過程で決心が揺らぐ瞬間に心の支えになった考え方が3つありました。

ときには勇気が必要

何事もやってみないと分かりません。
私の東京移住も、できるのか無理なのか、やってみないと分かりませんでした。それは周りの人も私自身も同じです。
よほど危険なことではない限り、どんなことでも試してみてから判断したい、と私は思っています。
だから、迷ったらやってみる、という勇気が必要になります。

そして同じくらい必要なのが、だめだと思ったら引き返す勇気です。
試してみて自分には合わないな、と思うこともあると思います。そういうときは思い切ってやめる勇気も大切です。
 
この、やめる勇気というのは不思議なもので、持ち合わせているだけで気持ちが楽になる効果もあるのです。
やめてもいいんだ、と自分の中に選択肢を残しておくことで気持ちに余裕が生まれるのか、新しい一歩を踏み出す後押しになってくれるものです。

その不安はどこから来るの?

準備を進めている間、いろいろな不安が私の頭の中を駆け巡っていました。
 
東京になじめないかもしれない
怖いことがあるかもしれない
実家から離れて寂しくなるかもしれない・・・
 
そんな不安は全部「かもしれない」が付いています。
つまり今感じている不安は、まだ実際に起きたものではありません。自分の想像で作り出した不安におびえているだけなのです。
そのことに気が付いたとき、私はとても気持ちが楽になりました。

やってみないと分からない、と言いながら、起きてもいない「かもしれない」ことに怖がっているのはもったいない。
同じ「かもしれない」を想像するなら、東京で楽しいことがたくさんあるかもしれない、と幸せな想像をしてみようと思い直しました。
 
そうすると自然とワクワクしてきて、東京移住がますます楽しみになってきたのです。

不安が生まれてきたときに思い出してほしい言葉

新しい世界に飛び込むときに、不安がまったくないということは有り得ないと思っています。
未知なる世界なのですから、それは当然のこと。誰だって、大丈夫かな、うまくいくかな、と不安は感じるものです。
さらに物理的な手続きや、周りの人の説得など、やらなければいけない課題はたくさんあって、だんだん面倒くさくなってきます。
だったらいいや、と簡単に夢を放り投げてしまった経験は私には何度もあります。
 
今回の東京移住に関しても、たくさんの障害物はありました。
家族の説得、転職活動、土地勘がない中での新居探しや契約事、退職するための準備、など、どれも大切で手を抜けなくて、発狂しそうになったことも。

そんなときに思い出してほしい言葉は、

5年後に帰ってくることはできるけど、5年後に行くことはできないかもしれない

これは、ある友人が言ったものです。
準備を進めながらも不安になってきて東京移住を諦めそうになっていた私に、「5年後地元に帰ってくることはできても、今より5歳年を取ったあなたが東京に出ることは、今よりハードルが高く感じるかもしれない」と言いました。
 
その言葉は私の中にストンと入ってきました。
そっか、それなら今やってみよう、と何かが吹っ切れたような感覚になったのを今でも覚えています。

今の時代、年齢はあまり関係がなくなっている概念ですが、少なくとも自分自身の問題として、新しいことに挑戦するときには多少気になってしまいます。
そんなときは、この言葉を思い出すようにしています。
5年後の私よりも今の私の方が挑戦しやすい状況なんだ、と。

怖がらないで歩き出してみよう

東京移住が成功したことで挑戦することに自信を持った私は、その後も大小さまざまな挑戦を続けてきました。
その中のひとつに、キャリアチェンジがあります。
東京移住にともなって転職をしたものの、自分らしい働き方は別にあるはずだ、と私はキャリアスクールに入会しました。

私が入会したSHElikesという女性のためのキャリアスクールでは、30種類以上のスキルを学べる講座があり、分野にとらわれることなく複合的に学ぶことができます。

ライティングやwebデザイン、カメラ、動画編集などクリエイティブ系の講座、ブランディングやマーケティングといったビジネス系の講座、さらに起業や新規事業に関するノウハウが学べるSHElikesでは、どれもオンラインで学べます。
講座は基本的にオンラインですが、他の受講生(シーメイト)との交流の場であるコミュニティやイベントがオフラインでいくつも開催されているので、同じ夢を持った仲間とつながることができます。

シーメイトさんは年齢も職業もバラバラですが、共通点は、みんな夢に向かって進んでいること。
ここでもまた、あの言葉の意味を実感します。

5年後に帰ってくることはできるけど、5年後に行くことはできないかもしれない

それはこの学びの場でも同じでした。
5年後には挑戦しづらいことでも、今の私ならできるかもしれない。そう思うと、いろんな講座を受けたり、イベントに参加したり、仕事案件のコンペに応募したりと、何でも挑戦してみようと思えるのです。


何かをやってみたいけど、どうしても最初の一歩が踏み出せないという方。
そんなに怖がらなくても大丈夫。
ここで書き記した3つの心の支えを思い出してみてください。
きっと気軽に新たな一歩が踏み出せるようになるはずです。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?