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小さな少年の思いから会社が動き出した。

みなさん、こんばんは。なおぼーです。

これは、1人の少年が熱い思いを胸に抱き続けた結果が起こした、とても小さな物語。

彼の名前は、なおぼー。
負けず嫌いで、頑固なやつだ。

彼は、ものづくりが好きで将来はエンジニアになりたいと思っていた。なので、高専へ入学した。もともと、ものづくりが好きというより、自分が作った作品で誰かが喜んでくれるのところに幸せを感じていた。なので、「もの」づくりでなくて良かった。大きく言えば「笑顔」づくり、が好きだった。

彼は、大学院へ進学したがコロナの影響で進学先の場所で借りたちっぽけな部屋に1人でこもっていた。すると、新しい場所すぎたのと、コロナという恐怖に煽られ、人と話す機会を失っていた。その結果、どんよりして生き甲斐を失くしてしまった。

急遽、大学院を辞め、地元の会社で働かせて貰うことにした。地元では、そこそこ大きな会社だ。夢を描いて入社したが、そこは装置は凄いが中でやっている仕事は資料づくりばかりだった。

製造業は特にそうだ。また、大きな会社は内部でも作っているが仕様だけ作って外注している事が多い。また、その資料を作る方が大変で取引先のルールに準じるので精一杯であるのが現状だった。

しかし、大学院を辞めポツンと入社した「なおぼー」にはスキルはなかった。なので、そんなに凄い業務は回ってこなかった。また、8月入社というイレギュラーな入社だったことから新人研修もなく始まった。だからこそ、なおぼーは使い物にならなかった。

なおぼーは、よく周りを観察した。そうすると、業務に追われた大人たちは頑張っているが業務が無くなることは無かった。その状況を見て、なおぼーは「改善したろう」と決意した。

なおぼーに与えられた仕事は3Dプリンタの業務だった。内部の社員は忙しすぎて、初期の設定から変更する暇も無かった。なので、なおぼーが色々と調べて調整すると部品が固くなった。色んな設定ができるようになった。社内で、上司が一生懸命に資料を作っている中で、ひたすらYouTubeを見た。気付いたら、なおぼーは社内で一番3Dプリンタに詳しくなっていた。

また、学生時代にYouTubeを投稿したことがあった。それも、尊敬している人のパクリだ。しかし、その経験が思わぬ機会に繋がる。「新人教育用に動画をつくりたい!」この思いを抱き続けた結果、【課】全体が作り始めることに。新人へのソフトウェア教育用、社内で共有できる便利コマンド、現場の組立てを流し撮り、などなど、今まで辞書の用な書籍で学ぼうとしていたことが動画で学べる様になり、講師が付きっきりになることもなくなる。

動画作成をを1人でやろうと「なおぼー」は決意していた。しかし、社内にいる人は同じ気持ちを持っていた。ただ、業務に追われて言い出せなかったのだ。

まだこの物語は始まったばかり。
今後、上手くいくかも分からないし業務が減るかも分からない。だけど、確実に分かった事は、会社が動き出した。ということ。

そのきっかけとなったのは
「途中入社で無知だったからこそ、周りを見れて業務に追われず、将来は設計業務をちゃんとやりたいと思い続けた1人の少年だった」

この物語は、まだ序章に過ぎない。
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みなさん、お疲れさま。
僕が提案して、僕がやろうとしてたのに、「課」全体で進むようになりました。1つの課には、3桁くらい人がいます。これまで、愚痴のように言っていた業務改善が、愚痴から提案という言葉に置き換わり、提案から成果として変わりつつあります。

言ってるだけだと、夢。
でも、それを叶えると、現実に置き換わる。
それでは、今後の展開をお楽しみに。

次回


「なおぼー」が自分でマクロ(資料作成の自動化)を作って社内で逸材になる。

もしくは

「なおぼー」社内で干されて退社の危機。

どちらになるかは、あなた次第👍

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