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愛のお皿

たぶんみんな生まれた時に、『お皿』を持っていると思うんです。
愛を受け取ったりあげたりできるお皿。

でも成長する過程でそれを誰かに汚されたり割られたり、
粉々にされちゃったりする場合もあって。

そうなると愛情を受け取れない。
だからまずお皿を用意しましょう。

そうして出来たのが、ヤマザキ春のパン祭りの皿です。
割れにくいでしょ?

ま、ヤマパンのくだりは冗談としてもですね、
色々な人のお話を聞いていると、『お皿がなくなっちゃったんだな』ということを度々感じます。

自分に自信がない、幸せになれない、うまくいかない….そんなとき、
「誰かに愛されれば変わるんじゃないか」
と思う人はけっこう多いのです。

「今の夫に出会って変わりました!」
みたいな人は確かにいます。

でもいざ、誰かが優しくしようとすると
「私が欲しいのはこれじゃない」「触らないで」「どうせ自分のことは誰にも分かってもらえない」
という態度をとってしまう方が結構いるのです。

分かりやすくいうと、受け取ろうとしないんです。
ウォータープルーフのように、暖簾に腕押しのように。
私もそうだった過去があるから分かります。

すると相手は「あ、この人は自分と関わりたくないんだな」と察して身を引きます。
人って、よっぽど鈍感か、よっぽどの理由がない限り、
自分を拒否する人や攻撃してくる人と仲良くなろうとは思いません。
私だってそうです。

あなたが寂しいのは、「愛が無い」のではなくて、
受け取るお皿が割れてしまったからなのかもしれません。

でもその『受け取るお皿』が割れてしまったのは、あなたのせいではありません。
成長する過程のどこかで、誰かに、割られてしまったのでしょう。

とっても美味しいカレーライスでも、お皿が無い状態で食べるのは難しいです。
手にすくって食べられるかもしれませんが、
熱かったり手がベッタベタになったり安心して食べられませんよね。

どうしたら、このお皿を修復できるかというと、
まずこの『お皿がないという状態』に気づくこと、
自ら拒否していることに自覚的になることだと思います。
で、お皿を用意することです。

愛が欲しいのに、人との関わりや優しさを拒絶していませんか。
あるいは、誰でもいいからそばにいて欲しいと、自分を傷つけてくる人から離れられなくなっていないでしょうか。

あなたのお皿は、どんな状態でしょうか?


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