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魂の叫び

数年前、無印◯品へ行った時のことだ。

家具売り場で4〜5歳ぐらいの女の子がソファーやベッドに頭を突っ伏しながら近くにいたお母さんに向かって「ママ〜見てー見てー!!」とアピールしていた。

きっと構って期なのだろう。
お母さんは慣れた様子で「うん、そうだね〜大きいベッドだね〜」などと適当にあしらい、買い物をするため商品棚を見ていた。
まあなんか、よくある親子の光景だ。

しかし、続けてその女の子が叫んだ内容にびっくりした。

「さびしいよ〜!!!!ママ〜!!!!さびしいよおおおお!!」

店内に響き渡る幼子の魂からの絶叫。

私も周りにいた人たちも思わず吹き出し、
『そうだよね、ママ見てくれないと寂しいよねフフフ...』と微笑んでいたところ、ふと気づいた。

自分に注目してくれないお母さんに対して「寂しい」という感情をはっきり伝えられるなんて、なんて素直なのだろう...

私にも身に覚えのあることだけど、
「寂しい」「羨ましい」「愛されたい」「愛してる」「嫌だ」「自分はこうしたい」といった感情を言葉にするよりも、しばしば別の(しかも誤った)態度で現してしまうことはないだろうか。
時にそれが正反対の結果を生み出して、本来いたい場所からどんどん遠ざかってしまう場合だってある。

「こんなことを言ったら相手にこう思われるから、こう言おう」
「これを言ってもどうせ受け入れられないだろう」
「とにかく相手の反応が欲しいから、傷つけてしまおう」


誰にも本心を見られないように、箱に詰めて心のどこかにある倉庫に押し込む。そんなことを繰り返して自分の本当の感情が何なのかを見失っている人をよく見る。

例えば「痩せたい気持ち」を手放せず苦しんでいる人がたくさんいるのも知っている。
でも、本当はそれって一体何なのか?

『痩せたい気持ちを解析しよう』というテーマを次回のnoteで書きます。

今日は眠いのですまんよ。おやすみ〜







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