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カフェでよく見るコールドブリューコーヒーってどんなもの?

こんにちは!
コーヒーライフパートナーのNaoです。

今回は、初夏から秋口にかけてカフェメニューに登場することの多いコールドブリューコーヒー(Cold Brew Coffee)についてご紹介します。

もしかしたら耳慣れない、知らなかった、という方も中にはいらっしゃるかもしれません。
そんな読者の方々のためにも、今後の選択肢の一つとして、じつは通常のアイスコーヒーの他にコールドブリューコーヒーというものがあるんだよということを知っていただき、今回の記事を読み進めることでよりコールドブリューコーヒーについて詳しく知っていただけたらなと思います。

ぜひ最後までお付き合いください。


まず、名前にあるコールド、これは単に「冷たい」という意味ではなく「低温」という意味になります。そして続くブリュー(Brew)という言葉を辞書で調べると「醸造」という意味が出てきます。
近いところでいうと熟成という言葉が似ているかもしれません。

似た単語で「ブリュワリー」というものがあります。
耳にしたことがある方も多いのではないでしょうか。

ビールの醸造所のことをブリュワリー(ブルワリー)と言うことから、
ご存知の方もいるかもしれませんね。

ブリュワリーも、Brew(ブリュー)から派生した言葉です。

まとめると、コールドブリューコーヒーは、「低温で長時間の熟成」を要して作られるアイスコーヒーであると言えます。

実際まさにその通り。

コールドブリューコーヒーは、抽出時間が2〜3分で済むアイスコーヒーと異なり、
12〜24時間かけて(半日から1日ですね)低温でじっくり抽出していきます。

アイスコーヒーとの違い

では、アイスコーヒーとコールドブリューコーヒーは何がどう違うのでしょうか?

まず使われている材料が違います。

アイスコーヒー
→挽いたコーヒー&93度くらいのお湯
コールドブリューコーヒー
→挽いたコーヒー&常温の水もしくは冷水

アイスコーヒーの場合は抽出時に氷で一気に冷却をするため、使用するのは沸騰させて少し経ったお湯です。
ですがコールドブリューコーヒーの場合は常温の水か冷水を使うのが基本です。

次に、抽出時間の差があります。

アイスコーヒー
→2〜3分
コールドブリューコーヒー
→半日から一日

アイスコーヒーは通常のドリップと同じように抽出するのに対し、コールドブリューコーヒーはコーヒーを水の中に入れたまま、半日から一日待ち、その後フィルターで濾すと出来上がります。


それぞれのメリットとデメリット

アイスコーヒーの場合
メリット
・とにかく早くできる
・香ばしさがある
・必要な水とコーヒー豆の量が少なくて済む

デメリット
・氷が入っているので薄くなる
・30分くらいで風味が落ち水っぽくなる

コールドブリューコーヒーの場合
メリット
・酸味が少ない
・味がまろやか
・氷で薄まらない

デメリット
・低温でじっくり抽出するため時間がかかる


コールドブリューコーヒーの味わいの特徴

では、コールドブリューコーヒーはいったいどんな味わいがするのか。
その特徴を見ていきましょう。

コールドブリューコーヒーはゆっくりじっくり時間をかけて抽出するため、苦みや渋みのもととなるカフェインやタンニンが溶け出しにくく、クリアでまろやかな味わいになると言われています。飲みやすさがポイントと言っていいかもしれません。
そのため、コーヒーが苦手という人にも人気だったりします。


いかがでしたでしょうか。

今回はコールドブリューコーヒーの魅力に迫ってみました。

定番のアイスコーヒーももちろん美味しいですが、新たな選択肢として、こんなのもあるんだよということをお伝えできればと思いながら書きました。

もしどこかのカフェでコールドブリューコーヒーを目にした際には、上記の解説を軽くでいいので思い出していただけたら嬉しいです。
その時の気分やお好みに合わせて一度頼んでみるのもいいかもしれません。
通常のアイスコーヒーとはまた違った味わいを体験できるチャンスです。


最後までお読みいただきありがとうございました。

では!

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