バンドマンがモテる理由

この前ユーチューブの動画で「ギーターケースを持っている男性は女性の目をより多く引くことができる」といった内容の動画をたまたま見たんですよ。

でもこれって別にギターに限らず多くの場合、楽器や芸術のようなアーティスティックな男性は進化心理学的にはモテると言われています。

今日はその理由を手短に説明していきたいと思います。

簡単に言えば、男性にとっての芸術活動は自身のリソースの誇示とも言えるのです。

これは多くの芸術活動が生きるためには不必要な事だからです。

つまり芸術活動は「私は生きるための活動以外にもリソースを費やせるほど、リソースに余裕がある」という証明になっているのです。

例えば自然界でもニワシドリ、特にチャイロニワシドリという鳥のオスはメスを惹きつけるために自身の体長の10倍もにもなる高さ2.7mもの建造物を草木から作ります。

この事でチャイロニワシドリの雄は「こんな大きな巣を作れるほど俺はリソースに余裕があるんだ」と言うことを雌に示しているのでしょう。

この生きるのに必要ない事は自身のリソースを示すにはもってこいです。

例えば花束は食べられず、生きるためには必要ありませんがプレゼントとしては喜ばれます。

これは花束という生きるのに必要のないものを手に入れる事ができる、余裕の誇示という意味合いもあるのでしょう。

無駄なことをできるほど金銭的にも時間的にも肉体的にも余裕があると誇示することは、「あなたのために割くリソースもある」ということの証明と言えるのです。