GWなのでプログラミング力について考えてみた~キリロムグローバルフォーラム2022~
「キリロムグローバルフォーラム2022」を視聴
先ほど、ITレジェンドが語る「プログラミング力とは何か」のセッションを拝見しました。
「プログラミング力」というテーマから話は膨らみ、ノーコード開発、メタバース、リモートワークと実に幅広いテーマで、貴重な話を聞くことができました。いろいろな話の中で「プログラミング力」について感じたことをまとめたいと思います。
プログラミング力をつけるには「好き」なること
まず、AtCoder株式会社代表取締役社長の高橋直大氏がずばり本質をついたお話をされていました。プログラミング力とは「時間×効率」であると。
そして時間をかけて勉強したり、コードを書き続けられるには、「好き」であることが大切であるとおっしゃっていました。
たしかに嫌いなものに膨大な時間をかけることができません。好きだから自然とコードを書く。時間を使う。どれだけプログラミングを愛せるか?ということでしょう。そうですよね。家でも自然とコードを書いたりする際、「残業」と考えてしまうと苦痛になってしまいます…。ゲーム感覚でコードを書く。もはやそれは一つの才能とも呼べますね。
では「効率」はどうか
確かに効率のいいコードを書くことができればいいのですが、これについてはまつもとゆきひろ氏の話が参考になりました。
それはつまり「経験値」であると。バグに詰まったときにそれを直したり、問題を解決したり。それを繰り返していくことで効率が高まる。それもやはり「時間」ということにつながるのでしょうね。
DX時代からこそプログラミング力をつけましょう。
デジタル庁統括官の楠氏もおっしゃっていましたが、今は「過渡期」です。201●年までのように、システムを外注し、発注側はそれを受け取って仕事をするという時代は終わりました。
既存の業務を回すだけでしたらそれでもいいと思います。しかし、業務そのものをスピードをつけて改善改革をしていかなくてはいけない。そうなったとき、既存の業務を変えたくても、ガチガチに固められたシステムでは「業務を変えられない」わけです。
仕事をシステムに合わせる時代は終わりました。
これからは
システムを仕事に合わせていく時代なのです。
100%内製化とはいかなくても、発注側の社員もプログラミング力を身につけ、ノーコードやローコードツールも活用しつつ、変化に合わせたシステム環境を改革し続けるようなことがDXには必要不可欠です。
そんなことを考えながら聞いていました。正直、メタバースがどうなるかとかはよく分かりません。しかし、少なくともプログラミング力はすべての社員が持っていたほうがいい。まずはそこから日本のDXが始まるのだと希望が持てるセッションでした。
VBAやpythonという手法よりもまずは自分がやりたいことを決める。そしてそれが楽しく継続できれば、きっと明るい未来が待っているように感じました。
個人的にはVBAなどはオススメですよ。皆さん、ぜひトライしてみましょう!
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