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お絵描き。

テーブルクロスにお絵描き自由のカフェを見つけた。その名も「egg」。卵料理の美味しい店だった。

次男を抱っこしつつ、卵料理を食べながら、クレヨン握ってお絵描きカキカキ。

渋谷で開催中の超福祉展に行ったばかりの私の頭はユニバーサルトイレ、アフリカ象、LGBT…等々で溢れてた。だから、卵からそれらが飛び出してる絵になった。(単純。笑)

本当はレインボーカラーで仕上げたかったけど、テーブルに置かれていたクレヨンは7色が揃っていなかった。一通りの色が揃っていないクレヨンは何となく心もとない。それでも、久々に握ったクレヨンはツルッとした手触りとゴシゴシと紙に馴染んでいく感触が心地よかった。

小学生の時はテスト中も(肝心の表面は早々に切り上げて)裏面にひたすら絵を描いていた。似て非なる2つの絵を描いて、ご丁寧に担任の先生宛てに間違い探しを乞うたりもした。試験返却時に苦笑のみで済ませてくれる良い先生であった。

昨日Facebookに↑の絵をアップしたら、友人から今度イベントで使うTシャツ用の絵を描いてくれと頼まれた。嬉しい。そういえば昔、友達が編集を担当していた本の表紙や結婚式のウェルカムボードを描かせてもらったりもした。

ウェルカムボードは油絵で。音楽を愛するふたりだったので寄り添いながらピアノを連弾で弾く彼らの絵を描いた。会場の入り口で、イーゼルに載ったそれを見るのは小っ恥ずかしくも嬉しかった。

言葉を紡ぐのは好きだけど、文法にしたがったり流れを意識してしまうからいつもちょっぴり疲れる。笑

一方でお絵描きは支離滅裂な言葉を叫ぶようなもので、自分をダダ漏れさせられるような心地よさがある。

今回は店員さんの目に触れるものなので奇抜なものは描けなかったけれど。笑

たまには絵を描こうと思った。

無意識に遠のいてしまった、恐らくは自分にとってとても大切なことが他にもあるような気がした。

取り戻したいと思った。

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