福井のおすすめカフェ・レストラン 5選 vol. 1
今回のnoteでは筆者の地元である福井県内のおすすめのカフェ・レストランを紹介していきたい。
福井県は2022年現在、まだ新幹線が開通していないのと県内に空港がないこともあり(福井空港は一応あるのだが旅客機の発着場所としては使われていない)、首都圏からのアクセスがあまり良くない。
それゆえに県外からの観光客の方は決して多いとは言えないのだが、せっかくなので筆者が帰省中に尋ねた色々なお店について書いていきたいと思う。
1. くじら珈琲
こちらは眼鏡の街・鯖江市の神明駅前にあるコーヒー屋さん。
ちょうど雪が降った日に訪問した。
自家焙煎コーヒーが自慢のこちらのお店、お店の中に入ると香ばしい珈琲豆の香りが漂ってきた。
大きな焙煎機がお出迎え。
コーヒー豆の販売もしており、またギフト用の詰め合わせもある。
美しいカプチーノをオーダー。
ふんわりと鼻に抜けるコーヒー、まったりとしたミルクにとてもよく合う。
また別日にデザートを食べに来た時の様子。
デザートは季節によって異なる。
こちらはキャラメル風味のガトーパンプキン。
かぼちゃ好きにはたまらない。
かぼちゃアイスはミルキーでまったり、ガトーの方はかぼちゃそのものの甘さ、かぼちゃがゴロゴロ入っている。
コーヒーメニューだけではなく、季節の食材を使った手作りデザートが楽しみなお店である。
くじら珈琲
住所:〒916-0017 福井県鯖江市神明町1丁目8−12
営業時間:11:00-18:00(木曜定休)
公式ホームページ:kujira-coffee.net
2. ニシムラカフェ 本店
こちらは福井県内にいくつかの店舗を展開するニシムラカフェの本店である。
創業は1979年と、世代を超えて福井市民に愛されるお店でもある。
本店のお店はクラシカルな造りであり、古き良きファミレスといった感じでもある。
筆者が10代の頃は福井駅前にも店舗があり、高校の友人に会う時にはそちらの店舗を利用したこともあったのだが、今は福井駅前の店舗はない。
友人とのお茶の時間に頼んだのは、シンプルなクレープ。
クレープにはバターと蜂蜜、パウダーシュガーしかかかっておらず、純粋にモチモチのクレープ生地を味わうことができる。
このほかにもパフェやケーキ、ジェラートなどのデザートメニューや、オムライスやパスタ、トースト、ハンバーグなどのフードメニューなこともポイント。
朝7時から夜21時までと県内のカフェにしては比較的遅くまで空いているので、カフェで夜ご飯を食べたい人にもおすすめなお店である。
ニシムラカフェ 本店
住所:〒910-0011 福井県福井市経田2丁目101
営業時間:7:00-21:00
公式ホームページ:nishimura-cafe.jp
3.カフェアース
カフェアースは、漁火街道こと国道305号線沿いにあるカフェである。
越前海岸を横目に車を走らせつつ、カフェに向かう。
お店に訪問したのは7月末であったが、空と海はどこまでも底抜けに青かった。
緑豊かな庭の奥の方を進んでいくとカフェに行き着く。
手入れの行き届いた庭も美しい。
大きな窓から見える海、こちらのカフェでは民泊も併設しているらしい。
カフェメニューはこちら。
フードメニューもデザートメニューも豊富である。
そのほか持ち帰り用のお菓子もあり。
店内は広々としており、開放感がある。
カウンター席にはコンセントもあり、これも嬉しいポイントである。
キャロットケーキと珈琲合わせて1050円をオーダー。
大きな窓に面したカウンター席に座ると、海と空はまるで絵画のように海が見える。
そんな美しい青に囲まれつつ、キャロットケーキをいただく。
スパイスとナッツたっぷりのキャロットケーキ、上にかかったクリームもまったりとしており、生地に絡めながら食べるのが美味しい。
甘いものを口に運びつつ、海を眺めているとあっという間に時が流れてしまう。
この時には空いていたので読書用の本でも持ってくればよかったなと思ったり。
絶景を独り占めできるなんとも贅沢な空間である。
帰りも途中車を止め、海を眺めてみた。
夏の暑い日、海風が肌にまとわりつくように吹いてくる。
潮の匂いと波の音を全身で感じつつ、きらきら輝く海をいつまでも見つめていたいような気持ちだった。
カフェアース
住所:〒910-3554 福井県福井市浜北山町18−8
営業時間:11:00-17:00
公式ホームページ:cafe-earth-live-stay.com
4.山奥チョコレート日和
こちらは足羽山にあるチョコレートのお菓子がメインのお店。
福井の老舗和菓子店・森八大名閣が展開するショップ兼カフェとのこと。
メニュー表はこちら、イートインメニューの生パンケーキが人気らしい。
なかなか福井県内では珍しいBean to Barのタブレット型のチョコレートも販売している。
贈答用のお洒落なお菓子も多数販売されていた。
写真付きのイートインメニューたち。
店内の席の様子。
この写真を撮ったあと、続々とお客さんが入ってきた。
この日は暑かったが、せっかくなのでテラス席を使うことにした。
足羽山の緑に囲まれたテラス、確かに暑いがたまに吹く風がとても心地よい。
頼んだのはショコラテリーヌ450円。
450円で二切れもついているのはお得な気がする。
ねっとりと濃厚なショコラテリーヌ、サイズはそこまで大きくないのだが一口の満足度がかなり大きい。
チョコレートが売りのお店のテリーヌ、チョコそのものを味わうにはうってつけなメニューである。
休日の昼過ぎ、次々と人が訪れていたが、席数はわりと多いのでゆったり座ることができた。
6月には紫陽花が咲き乱れる足羽山、決して派手ではないが、どことなく落ち着く福井のおすすめの観光スポットの一つである。
山奥チョコレート日和
住所:〒918-8009 福井県福井市山奥町58−85−1
営業時間:10:00-17:00(月曜火曜定休)
公式ホームページ:hiyori-morihachi.jp
5. 35(ミーコ)
こちらは福井駅前近くにある古民家を改修した雑貨屋さん併設のカフェ。
35(ミーコ)という店名は、お店の看板猫ミーコに由来しているとのこと。
ところが現在では、体力が落ちていミーコちゃんは、カフェスペースに出てくることはなく奥の方で休んでいるとのこと。
カフェメニューとフードメニューはこちら。
デザートメニューは売り切れるのも早いらしく、筆者が入った時には焼き菓子は売り切れていた。
店内には雑貨屋さんのスペースがあるのでついつい魅入ってしまう。
猫モチーフの雑貨の他、素敵なデザインの生活雑貨が色々揃っている。
筆者はこの中の一つの食器を購入した。
一輪挿しも一つあると便利そうなのでいつか買いたいと思っているが、それはまたの機会に。
しかし所狭しと雑貨が並んでいるので、ついつい目移りしてしまう。
カフェスペースにも壁一面に本が並べられている。
小説や漫画、雑誌などそのジャンルも色々なのだが、どの本も興味深い。
まるで本屋さんのようであり、ここの本を読みつつ、ドリンクを飲んでいたらあっという間に時間が過ぎてしまいそう。
夏の日差しが降り注ぐ縁側にて。
メロンソーダ500円をオーダー。
老舗和菓子店のシロップを使用しているらしい。
豆皿にのったクッキーのサービスが嬉しい。
炭酸水とシロップをかき混ぜながら飲むメロンソーダ。
火照った体からスッと熱が引いていく感じがした。
さてこのお店は2階の方も雑貨店になっているということで散策することにした。
普通の民家なのに雑貨店、ちょっと不思議な感じもする。
1階だけでも相当な数の雑貨であったが、2階には何部屋も販売スペースがある。
たまたま一階のカフェスペースにあったBRUTUSに書かれた「猫になりたい」という文字が目に飛び込んできて、思わず心の中で頷いてしまった。
このように古いけれどよく手入れされたお家で、飼い主と暮らす猫は幸せだろうなと思ったのであった。
35(ミーコ)
住所:〒910-0023 福井県福井市順化2丁目9−17
営業時間:12:00-19:00(火曜から金曜まで定休)
公式ホームページ:kominka35.net
以上、福井のお店を紹介した。
また帰省のたびに色々なお店に訪れているのでこのシリーズも続けていきたいと思う。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?