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暖かな暮らしを手に入れるために

こんにちは なおです。
寒い冬が終わり、春らしいポカポカした陽気になってきました。

寒がりの僕にとってはうれしい季節です。

今日のテーマは「住宅と健康」です。
■暖かいだけで幸せ
■なぜ温度が下がるの?
・断熱材が入っていない。もしくは薄いため
・隙間が多いため
・熱源(暖房器具をオフ)がなくなるため
■解決策


■暖かいだけで幸せ
住宅が寒くて良いことは1つもありません。ちょっと言い過ぎかもしれませんが暖かいことのメリットが大きいでしょう。
日々の暮らしの中で、こんなことを感じることはないでしょうか?

家に帰った時に、部屋が冷え切っている。。。
朝起きたら布団から出られない。。。
お風呂から出たらひやっとする。。。

冬のあるあるですね。
多くの方はこれが普通だと思い生活をしています。
もしくは、我慢すれば良いことと捉えて改善しようと考えません。

反対に、普段の生活から
玄関ドアを開けた瞬間から暖かい
寒さを気にせずにお風呂から出られる
スッと朝目覚めることができる

こんな暮らしができたら、それだけで幸せだと思いませんか。
多くの人はこの体験や体感を知りません。
贅沢だと思ってしまう人もいるでしょう。

この状況は、ある程度温度が解決してくれます。
部屋を長時間空ける場合や、朝方は暖房器具を切ったり、カーテンを閉めて出かけることがほとんどだと思います。それでは、部屋の温度がどんどん下がっていきます。

なぜ温度が下がってしまうのか。理由はいくつかあると思います。

・断熱材が入っていない。もしくは薄いため
現状日本には、断熱材を入れましょうという基準がありません。そのため、住宅会社や工務店の力量や知識で好き勝手に建てられるのが現状です。最近はそういったことを懸念して住宅の「高気密高断熱化」へのシフトチェンジを行う会社や工務店が増えています。
一昔前は、決まりもなければ大工さんの経験則で決まっていたようなものです。それでは寒いのも当たり前ですよね。

・隙間が多いため
魔法瓶が温かさを保てるのは、密閉されているためです。仮に蓋が開いていればどうでしょうか。湯気が出ていきどんどん温度が覚めていくことがイメージできると思います。住宅も一緒です。室内を暖めていても、外の冷たい空気があちこちから入ってくるようでは、いくら暖めても暖かくなるはずがありません。

・熱源(暖房器具をオフ)がなくなるため
寒い部屋を温めるには、熱源(暖房器具)が必要です。エアコンやファンヒーター石油ストーブなどです。多くの住宅では、出かける際や就寝する間に暖房器具を切ると思います。熱源がなくなるので、温度はどんどん下がっていきます。
なぜオフにするかって、多くの人はもったいないやお金がかかるからとなると思います。

これらのことは、全てつながっています。
「断熱材をしっかりとした厚みを入れる」ことや「隙間をなくす」という方法を業界では断熱性能や気密性能といった言葉と数値で表します。
断熱性能を高めて、隙間をなくすことで、暖めた空気をそとへ逃すことなく
少ない消費電力で温度を一定に保つことができます。お財布にも優しいです。

反対に断熱性能が低い住宅では、熱源の電源を切る→熱が外へ逃げる、もしくは寒い空気がどんどん入ってくるということが起きて、温度が下がっていきます。
お財布に優しくありません。

■解決策
解決するためには、厚みをしっかりととった断熱材を入れ、隙間ができるだけ少なくなるように施工をすることが大切です。
そしてこの工事は、途中で簡単に変えることが難しいということです。
大規模リフォームという選択肢もありますが、まだまだしっかりと施工ができる工務店や会社が少ないように思います。

せっかく建てた住宅も寒くて良いことなんてありません。
子供や高齢者にとっても良いことなんてありません。
もっというと地球環境的にも良くありません。

どこの部屋に行っても暖かい そんな暮らしを手に入れられる人を増やせるように発信していきたいと思います。

今日もありがとうございました。

「暖かい暮らしを手に入れよ〜!!」

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