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中古物件を購入する際は是非気をつけて欲しいこと

こんにちは

建築家のなおです。

今日の気になったこと、中古物件購入について書きたいと思います。

新築と並んで、今人気なのがリフォーム・リノベーション物件だと思います。ここで言うリフォームとリノベーションは似たような意味で使っています。本当は違った意味ですが、今回は気にしません。

築年数が50年前後とお伺いしましたが、そのころの住宅に住むとなると相当な覚悟が必要になると思います。家の中にいるのに外気温と同等の感覚に近いです。。。

既存ストックの住宅の断熱性能は、ぼぼほぼ皆無なので、中古物件を購入して棲む際は、断熱リフォームは必須と考えていただいた方が良いです。

そのことを踏まえて、賢い中古物件の購入編として簡単にまとめたいと思います。

ほぼほぼ、新築と考えることは被りますが、リフォームならではのことも入ってくると思います。

・リフォーム前提で考える。

リフォーム前提で考えるとなると、購入前にリフォーム会社の設計士に見ていだくと確実だと思います。どのエリア改修するのか?どこまでやるのか?中古物件+リフォーム費用などもトータルで考えることができるようになります。

買ったは良いけど、リフォーム資金が足りない・・・なんてこともあります。

・太陽に素直な設計

自然をいかに取り込めるか?により、今後の住まいの豊かさが全く変わってきます。冬場にしっかりと太陽の日射を取り込みたいので、じゃあどの位置にLDKが必要になるか。そもそも日当たりはいいか?元ものキッチンの位置などから北側にLDKを配置することもあると思いますが、生活後の電気代を節約する為には、南面LDKが必須と思います。

そして、なるべくカーテンを開けて日射を取り込むこと。日射=お金です。日射は無料の暖房器具なので、必ず家計の助けになると思います。

・しっかりとした断熱計画

先ほどの、トータル資金の節約も・太陽に素直な設計をして日射を仲間にしても、建物自体の性能が悪ければそこ効果を十分に発揮できません。

まずはしっかりと住宅自体の性能を上げること。ここはリフォーム会社の技術が問われます。どこの住宅会社も同じなんてことはありません!新築同様にピンからキリです。より良いリフォーム会社を探し、しっかりとした工事をしてもらうことが必須です。

・まとめ

本当は良くありませんが、お金のある人だったらガンガン暖房して暖かく過ごして貰えばいいと思います。その人の自由ではあります。

(環境には良く無いので、できればやめて欲しいですが。)

電気代を抑えながら、快適な住まい環境で暮らすことができた方が良くないと思いませんか?お財布にも優しい住まい方が、多くの人におすすめな方法の1つだと僕は思っています。

中古物件を選ぶ際に、是非とも参考にしていただけると幸いです。

じゃまたね!

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