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おそらくソシャゲあるあるだろうことを書き連ねてみました 〜結局アンインストールすることになりそうです〜

 某ソシャゲにハマって、早一年。かなり深くのめり込んでしまった。

 毎日毎日、ノルマ達成のためにキャラクターを育成。戦闘をいくつもこなし、収集したアイテムを使って強化。イベントがあれば時間をつぎ込み、ガチャも引いた。生活状況がもう少し整っていれば、間違いなく巨額の課金をしていただろう。

 人生の岐路にいた私には辛いことも多く、長時間何も考えずに集中できるゲームはありがたい存在だった。運が良かったのかガチャの引きも強く、充実したゲームライフを送っていた。

 特に私が好きだったのは、作り込まれたキャラクターと設定、メランコリーなストーリーの内容だった。コメディチックなサブストーリー、シリアスなメインストーリー。そのバランスも最高だった。

 しかし、今はプレイしていない。いくつか冷めてしまった理由を書きたいと思う。

・アプデのたびに起きる不具合
・基本的にずっと動作が重く落ちることもしばしば

・育成するために必要な戦闘に勝てない
・手持ちのカードで育成するのは限界
・育て終えたキャラクターはもうやることがない
・強いカードでなければ強いキャラクターはできない

・グッズは何故か過去の絵柄
・コラボのための伏線さえ回収できず
・リアルイベントのみに力を入れまくる公式

・サブストーリーやイベントまでおざなりになってきた
・同じ展開のストーリーにはお馴染みのメンバー
・ていうかいつの間にか復刻イベントばかり
・メインストーリーに都合のいいところだけ取り入れられるサブストーリー
・もちろんサブストーリーを見るためにはそれなりの課金が必要

・キャラクター一人ひとりの生い立ちや個性があまりにも辛すぎる
・キャラクターの「属性」が多すぎて存在がブレている
・キャラクター同士の繋がりが強すぎて主人公が入り込む余地が全くない

・そもそも主人公の個性や立場がおざなりで空気
・主人公いる意味なくない?
・モブキャラクターには皆優しい

・主人公とキャラクター全てに立ったシボウフラグ
・下手したら主人公がラスボスの可能性がある
・好きなキャラクターが早くもシニソウ
・やられキャラクターと絶対にやられないキャラクターがはっきりしてきた

・シナリオごとにメインキャラクターの性格が変わっている
・展開に都合のいいように変えられているキャラクターたち
・要するにストーリーの展開が打ち切り寸前の週間連載漫画

・優しいプレイヤーさんたちに甘える公式
・声の大きいプレイヤーだけがプレイしているわけではないはず


・そっとアンインストールするだけでプレイヤー側からサ終できること、忘れてませんか?

 エンディングが全キャラクターシボウもありえるゲームになってしまった。それを見届ける覚悟はない。そもそもそれまで、私はこのゲームを愛し続けることができるだろうか。

 サシュウの噂こそあれど、まだまだストーリーは続くはずだ。約一月に一話、完結までに一体どのくらいかかるだろう。私は人生をやり直すと決めたばかりのはず。

 推しキャラクターにシボウフラグが立ったとき、頭の中が真っ白になった。それと同時に、私はこのゲームに依存しているのだと感じた。

 ストーリーに必要なシというものはある。何百冊と漫画や小説を読んできたからこそ、心得ているつもりだ。ただ、ホラーやミステリーでもないのに、無駄なシを遂げるキャラクターが多いのも事実。

 私はそんな作品が好きではない。特に自分の身代わりともいえる主人公がシぬことは耐えられない。

 推しキャラクターがシぬのを待ちながら、育成できないストレスを抱えて、受け付けない展開のストーリーを心を砕きながら読み続ける。

 これは私の人生に必要なことなのか?

 私は経済的な理由でできなかったのだが、課金している人は優遇されて然るべきだと思う。むしろ、もっともっと優遇されていい。課金はゲーム会社の収益に直結するものだし、大切なお金を使っているのだから優遇されて当然だ。

 しかし、課金している人でさえ、なかなかガチャが当たらないそうだ。いわゆる天井まで回す人も多い。これは一体、どういうことなのだろう。確率でいえば当たらないこともあるのかもしれないが、それならばもっと何か別の方法がないのだろうか。課金している人が泣かなければならないようなシステムは嫌いだ。

 心の支えになってもらえたことには本当に感謝しているし、正直データを消すのはもったいないという気持ちもある。しかし、このままでは第二の人生の半分が憂鬱な展開のゲームの先行きを待つだけになってしまう。

 定期のストーリー更新でさえままならず、経過の報告も一度きり。最後の心残りでさえ砕かれてしまった。

 今まで本当にありがとう。私はこの世界からお暇頂こうと思う。異世界から元の世界に戻るだけだから、大丈夫。

 さようなら。