見出し画像

1株(端株)保有で株主優待長期保有要件をクリアできるか実験をします

私は株主優待大好き投資家!

私はかなりの節約家なので、外食やレジャーにお金をかけることにものすごく抵抗があります。そんな私でも株主優待を利用することで罪悪感なく楽しむことができています。ツイッターのアカウントも「優待をもらった・使った」を記録するために開設したようなものです。

ただし、株主優待は改悪や廃止の憂き目にあうことも多々あります。さらにその場合は株価も低迷することが多くダブルパンチでダメージを負うことも多いです。
しかし、身に沁みついた節約生活に多くの潤いをもたらしてくれる株主優待が本当に大好きでやめる気もありません。

最近は、クロス対策で優待を取得するのに長期保有要件を設ける会社が増えてきましたが、すでに持っている銘柄であれば権利落ち後に株価も下がりにくくなりますので、既存株主にはメリットがあります。また、長期保有することで優待の内容がグレードアップする会社もたくさんあります。
投資の基本方針が長期ガチホの私にとっては、株主優待の長期保有条件の設定は歓迎すべき動きです。

実験をしようと思った理由

ただ、これから取得したい銘柄については別です。たとえば「1年以上継続保有の株主にのみ贈呈」などの条件があると、権利確定日に株を保有しているだけでは優待がもらえません。一例を挙げますと、ほっともっとでお馴染みのプレナス(9945)は2018年に株主優待の取得に長期保有の条件を設けました。

画像1

この優待を取得するためには1年以上の継続保有が必要ですが、単純に1年経過すればいいわけではありません。現在2021年7月ですので、優待を取得するには2022年2月、2022年8月、2023年2月(←ここで権利取得)に株主名簿に載っている必要があります。更に、2月権利の優待は3ヶ月後の5月くらいに届くことが多いため、今から取得しようとすると最短で2年近く先ということになります。

長期間にわたり1単元分の資金を拘束されるのは、資金が乏しい個人投資家にとっては痛いものです。そこで、端株の保有でこの期間を乗り越えられないかと考えたのが今回の実験の動機です

上記のプレナスは保有期間の条件は記載がありましたが、各権利日での保有株数についての記載がありませんので可能性があると考えます。

逆に「各権利日に100株以上保有」などの条件が明記されている会社もあります。その場合は、素直に必要株数を買うほかありません。また、保有株数の記載がないからといって、1株で保有期間の条件をクリアできるとも限りませんし、ネオモバなど端株投資が流行してきているため途中で要件が変わる可能性も高いと思います。
先人達の情報も参考にしながら、ここは身銭を切って実験をするしかないのです。

また、長期保有によって優待の内容がグレードアップする銘柄についても実験対象に加えたいと考えています。

実験対象銘柄

上記の目的でこれからたくさんの銘柄を注文していきますので、個人的な備忘録を兼ねてnoteに記録し随時更新していきます。
とりあえず現在は8月~9月に権利日のある銘柄を中心に購入しています。少額とはいえ資金拘束の期間をなるべく短くしたい狙いがあるので、権利月が近づいた銘柄から随時追加していこうと考えています。

8904【8月】AVANTIA
7513【8月】コジマ(優待内容アップ)
9832【3月・9月】オートバックスセブン
1726【3月・9月】ビーアールホールディングス
6339【9月】新東工業
2487【9月】CDG(優待内容アップ)
9759【9月】NSD(優待内容アップ)
4668【8月】明光ネットワークジャパン(優待内容アップ)
【中止】8566【3月】リコーリース(優待内容アップ)→優待制度変更
7856【10月】萩原工業(優待内容アップ)
8917【4月・10月】ファースト住建
1848【9月】富士ピー・エス(優待内容アップ)
2374【9月】セントケア・ホールディング(優待内容アップ)
【中止】6654【1月・7月】不二電機工業(優待内容アップ)→端株では無理なようです
9414【2月・8月】日本BS放送(優待内容アップ)
8095【11月】アステナHD

なお、実験対象銘柄をすべて単元化する資金力はありません。タイミングを見て単元化できそうなものや自分の中の優先順位を決めて無理のない範囲で行っていきますので、その点は悪しからずご了承ください。

実験結果が出るまでには年単位で時間がかかりますが、結果が出たものからツイッターで報告していきたいと考えていますので、見守っていただければと思います。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?