ジョングクって、"愛と芸術のアスリート"って感じしませんか?

映画で見たホビの姿が"パフォーマー“としてのプロ、ユンギが"ミュージシャン"だとすると、おそらくグクは、"アスリート"である、という話をしたい。

というのも…。
Seven (feat.Latto) ご覧になりました?
もう、ねえ。セクシーですねぇ。BTSの近年の楽曲、そして各々のChapter2活動は基本的にメンバーが自身の精神と向き合い作品化してきたことが多かったので、こういう恋愛全振りで大人なコンテンツって新鮮だなと思いました。

もちろんグクも色々考えることはあろうとわかってますが、どちらかというと彼は、アーティストとしてのスキル、歌やダンスを磨くことを通じて自分と向き合っている様に思います。"ARMYにかっこいい姿を見せたい"、とまっすぐな目で語ってくれる彼は、自分の中のスキルの理想、みたいなのが常にあって、とにかくそこを極めようとしている。それはまさに、アスリートとしての振る舞いだなぁと今回改めて思ったのです。


なので彼は、自分の精神性をそのままクリエイティブに起こすというよりも、"セクシーな楽曲のパフォーマンスを己の技として極める"ことを通じて、人々の胸を打つんですよね。アスリートが言葉よりも、その演技や勝負に向かう姿や結果で魅せてくれるように。

そういえばユンギが泥臭く自分の精神性に伴走してくれるのが心強いという記事を書いたばかりだったので、グクのコンテンツって私にとって共感しづらいものなのか?と一旦は思ってみたのです。でも私自身現在スポーツの仕事に携わっており、体育会系出身でもあるので、彼をアスリートだと捉えると非常に合点が行って、するするとこんな記事を書いてみているのでした。そう、彼は大谷翔平と同じ属性なのだ、そういえばそんな記事を以前noteでも拝見したことがある気がする。(ごめんなさい思い出せなくて。)

そして、そう考えると、この、とにかく彼の嵐のような奇想天外の熱情の表現も合点がいく。

私がこれまで出会ってきたアスリートを見て思うことは、"自分の最大限を引き出すため、自己愛も他者愛も一般人より大きそう"ということだ。もちろん恋愛なんて興味ない、というストイックなアスリートもいらっしゃると思うが、意外と"かっこいい自分でいたい、かっこいいと愛する人に思われたい"というモチベーションが力になるタイプも多いと見受けられる(個人の意見ですよ)。自分を愛し、自分に酔う気持ちと同じだけ、他者を尊重する気持ちもMax全開で存在する。結果的にその二つの愛のバランスがよくて、それゆえに愛がねじれたり裏返ることもなく、真っ直ぐそのままのエネルギーで相手に届く。少なくとも私は、そういうアスリートに出会ったことがある。

だから自己愛と他者愛のバランスが不安定な一般人は、その大きく真っ直ぐな愛を受け止めきれないんだな、大概。今回のMVでハン・ソヒさん演じる相手の女性は、それを受け止める強さのある方なのだなぁという感じがしました。素晴らしい。

"本人は至って真面目であるものの、第三者目線で見るとクスッと笑えちゃう"のもポイントですね。多分アスリートぐぅちゃんは、好きだからダッシュで会いにきたよ!って屈託のない笑顔で笑うでしょうし、なんならたとえ二股かけてたとしても(例えばね、例えばの話よ!)、"2人ともめっちゃ好きなんだもん!!"と泣きながら訴えかけてくるのでしょう。そしてそんな姿にしょうがないなぁと許してしまう気がする。

とにかく彼は、愛と芸術を専門とするアスリートなのです。ちなみに、ナムさんは詩人、テテはアクター、ジミンしぃはダンサー、ジンくんは…歌手かな?Chapter2になって、それぞれの自分との向き合い方の得意分野がめちゃくちゃ浮き彫りになって、それはそれで楽しいなぁ!と最近思っている自分がいます。

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