言葉なんて重要じゃないと思ってたころの話

自分の気持ちを言葉にするのが苦手です。 こうして文章を書くことは大好きだけど、 それは文章を書くこと自体よりも、「伝える」ということの方が好きだからなのかなと思っています。 実際私生活では、言葉にするのにものすごい時間と労力を要するので、 人とのコミュニケーションが円滑にいかないことも結構あります。 感情は言葉よりも幾分先に表情に出るし、 言葉を発しようと脳みそを働かせていると、 しゃべる前に笑いや涙が出てきて脳みその働きを邪魔することもしばしば。 で、なんで言葉がこ

エイジングにアンチせず、むしろちょっと好きでいたい

先日、誕生日を迎えて31歳になりました。 今年もまた健康で歳を重ねられたことがうれしい。 いつか自分が31歳になるなんて、10代の自分は想像もしていなかった。 子どものころの自分から見てこの年齢は、 それはそれはとてつもなく大人だったけれど、 なってみると自分の精神が思ったよりも子どもっぽくてびっくりしています。 できないことも、苦手なことも、甘いところも、まだまだたくさん。 そういう嫌な部分を大人になったら全部克服できるんだろうなぁ、と ぼんやり思っていた幼少期の

イタチ騒動から膨らんだマイホームへの夢

何をやっても誰かの真似になる

1冊の本を何度も読むのが好きだ。 お気に入りの作品であれば、小説であれエッセイであれ、ふと、 「また読みたいな。」 と思い、ページを捲ることがよくある。 以前なら何度読んでも色褪せないお気に入りの作品に触れる時間をただ楽しんでいたのだけれど、最近は少し困ったことに気づくことが多々ある。 それは、自分がnoteや執筆中の原稿に書いた内容を、読んだことのあるお気に入りの本の中に見つけてしまうことだ。 もちろんいくら好きな作品であったとしても、誰かの作品を真似しようと思ったこ