国営エア・インディア、タタに売却か 業績不振で
旅客需要の回復を待つ間に
よい方向へ導けますように。
インドの国営エア・インディアについて、インド最大財閥タタ・グループへの売却が決まったと報じた。エア・インディアはもともと同グループの企業として設立されたが、インド独立後の1953年に国有化されていた。売却が実現すれば68年ぶりにグループへの復帰となる。
エア・インディアはインド国内の航空市場で3番手だが、シェアは1割強。約半分を占める首位の格安航空会社インディゴとの差は大きい。足元は新型コロナウイルスの感染拡大に伴う旅客需要の減少にも直面し、数千億円程度の負債を抱えているとされ、インド政府が売却先を募っていた。
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