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ジェットスター過去最大の最終赤字206億円 21年6月期

搭乗率80%程度が損益分岐点のビジネスモデル。

ワクチンも行き渡りつつあるので
人の往来が増えることを期待。

格安航空会社(LCC)のジェットスター・ジャパン(千葉県成田市)が1日発表した2021年6月期決算は、最終損益が206億円の赤字(前の期は77億円の赤字)となった。赤字額は過去最大。新型コロナウイルスの感染拡大を受けた旅客需要の低迷が響いた。

売上高にあたる営業収入は前の期比67%減の159億円、営業損益は196億円の赤字(前の期は66億円の赤字)となった。有償旅客ベースの搭乗者数は58%減の182万人。減便でコストの抑制を図ったが年間平均搭乗率は67.5%で、LCCの一般的な損益分岐点とされる80%程度を大きく下回った。

日本航空(JAL)が50%を出資する最大株主で、ほかに豪カンタスグループが33.3%、東京センチュリーが16.7%を出資している。

ジェットスター過去最大の最終赤字206億円 21年6月期

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