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EVシフトが開く車載電池「第二の人生」市場

 車載電池を蓄電池として見立て、リユース。10年後には家庭にも太陽光と車載電池のリユースの組み合わせが一般化するかも。

 今日も沢山テスラを見た。2年前は一年以上の納車待ちだったが今はそうでもないのかな。

EVの電池パックは数百~数千個の電池セルからなる。電池パックの蓄電容量は時間が経つにつれて低下する。日常的な例では、スマートフォンの電池が1回の充電で持つ時間は2~3年後には短くなる。

こうした劣化に対する消費者の不安を和らげるため、大抵のEVメーカーは車載電池の容量が保証期間内に一定の水準以下に下がった場合には、無償で交換している。一般的な保証期間は最大8~10年または走行距離10万マイル(約16万キロメートル)だ。

もっとも、EVの電池パックは保証期間の終了やEVの廃車により「寿命」を迎えても、なおかなりの容量を保っている。実際、使用済み電池パックの多くの電池セルは蓄電池として5~7年間再利用できる。

車載電池の再利用にかかるコストは性能検査と再組み立てだけのため、これは電力系統にとって低コストのエネルギー貯蔵源になるとみられている。安価な太陽光発電や風力発電などの電源と組み合わせれば、電力会社の電気提供コストが減り、消費者に還元できる。


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