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米シカゴ、ベーシックインカム試験導入 月6万円支給

ベーシックインカムにより
街がどう変わるか。

米イリノイ州シカゴ市は27日、低所得者の市民5000人を対象に月500ドル(約5万7000円)を支給するプログラムの試験導入を決めた。新型コロナウイルス禍で広がった格差の是正を目指す。導入コストは約3100万ドル(約35億円)と、最低限の生活を保証する「ベーシックインカム」の規模としては米国で最大級という。

シカゴ市議会が27日にプログラム導入案を含む2022年度予算案を可決した。開始時期は明らかではないが、年間所得が3万5000ドルを下回る市民を抽選で5000人選び、月500ドルを1年間支給する。カリフォルニア州ロサンゼルス市もこのほど同様のプログラム導入を決めており、ベーシックインカムの実験が全米で広がる。

米シカゴ、ベーシックインカム試験導入 月6万円支給

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