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米サウスウエスト、連休に欠航2千便 効率優先が裏目

物事は予想通りの時も、アテが外れる場合もある。
最後は共感されるかがポイント。

米メディアによるとサウスウエスト航空の欠航便の数は9日に800便超、10日は1000便超に上り、それぞれ計画していた便数全体の2割超がキャンセルとなった。11日も全体の約1割に相当する約350便が欠航を予定している。3連休を使って遠出を計画していた旅行客らに打撃となった。

同社によると、悪天候によって8日夕に発生した欠航が最初の引き金となった。9日以降の運航に必要な機材と乗務員が事前に予定していた位置から外れ、連鎖的なキャンセルを招いたという。正常化の時期については明らかにしていない。

米国の航空需要はコロナ禍の最悪期を抜け出したものの、回復のペースは鈍い。米航空各社は無給休暇扱いとしていた従業員の呼び戻しを急ぐが、深刻な人手不足も足かせとなっている。国際航空運送協会(IATA)によると、2022年の世界の航空需要は19年比で4割減の水準にとどまる見通しだ。


米サウスウエスト、連休に欠航2千便 効率優先が裏目

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