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教育支援ボランティア|カンボジア🇰🇭(後半)

眠気と闘いながら書いてます。昨日は上司の不満をたらたら考えてしまって寝るのが遅くなってしまいました…夜中って無駄なこと考えがち〜


ワークショップ③ 気配切り

こちらは体育の先生考案の気配切り!
まずはパワーポイントを用いて、日本のアニメの紹介…!
ドラゴンボールやワンピース、鬼滅の刃など、知っているアニメに大盛り上がり!
子どもたちの目を引く導入って大事ですよね。

そして竹刀作り!

新聞紙とダンボールと折り紙でできちゃいます

いざ戦いのとき…!

ただ「楽しい」だけではなく、はじめと終わりには必ず礼を。礼儀を教えることも一つの目的でした。

目隠し
ちびっこチーム
めーん!
目が回りすぎて壁際まで…
winner
勝者にはメダルをプレゼント

「ひろしまハウス」への憧れと安心

感情大爆発

私がこの活動で素敵だと感じたことが二つあります。

一つ目は応援する姿勢です。友達が勝ったときに声を上げ、手を叩いて盛り上がる姿は日本ではあまり見られない光景でした。もちろん日本の体育祭などの行事でそういう姿が見られることはありますが、なんだろう、それ以上の熱量でした。その熱量は、現地の人からしたら当たり前なんだろうなという雰囲気でもありました。(言語化難しい…伝われぇぇ)日本に戻ったら、私も感情をためらわず恥ずかしがらず表現できる環境を作りたいなあと思いました。難しすぎるので、良い支援方法がある方、教えてください。
あとは負けた時にずっと悔しそうにほっぺを膨らまして不貞腐れてる子が何人もいたのも、微笑ましい。私たちの考えたワークショップに本気になってくれたんだ!と嬉しかったです。

先生の溶け込み力と愛情

二つ目は現地の先生が子どもと同じくらい盛り上がっていたことです。(いやそれ以上かも!?)自分のクラスの子が勝ったときに飛び跳ねて喜んだり、自分たちも目隠しして竹刀振りかざして参加しちゃったり、その参加してる先生を見て大爆笑している先生もいたり、教育を心の底から楽しんでいて、溶け込んじゃう姿が大好きでした。子どもたちのことが大好きなんだろうなというのが伝わる瞬間が二日間で何度もありました。

そういえば、昨年度、校長先生が朝礼で私の名前をあげ、「持久走大会で子どもより盛り上がっている先生を見て、教師のやりがいってこういうところにあるんだと思った」とお褒めの言葉を頂いたことがあります。
自分のクラスの子が1位と2位でゴールして、その保護者の方と年甲斐もなく大盛り上がりしていました。担任として、自分のクラスの子たちの頑張りが実ったことが飛び跳ねるほど嬉しかったんです。

現地の先生方と関わり、私が働く上で1番大切にしている「子どもに愛情をたくさん伝えること」というのは間違いじゃないのかも、と。というか、正解か間違いかはわからないけど、同じ思いの先生が世界にもいるんだと嬉しく、なんだか安心しました。

そして、「子どもと一緒に取り組む」って信頼関係がぐっと縮まるなあと改めて思いました。私が特別支援教育の中で大切にしていることの一つです。体育の授業に行って、一緒にバドミントンやサッカーをしたり、整理整頓が苦手な子には、「整理整頓しなさい」ではなく、一緒に片付けたり。初任者の頃からずっと「一緒に取り組む」を続けています。そして、子どもたちが何か頑張らなければいけないとき「一緒に」頑張ろうねと伝える。そんなことを心がけています。

でも、「自分でやらせなきゃダメでしょ」と先輩教員からぶつぶつ言われることも多くあり、今年度は、「寄り添いの程度」にめちゃくちゃに悩みまくってます。だからこそ、私のやりたいことを誰にも邪魔されずできるひろしまハウスの教育のが羨ましくなりました。日本でこそこそバレないように生徒に寄り添ってる私も馬鹿らしくなりました笑(話がそれましたm(_ _)m)

ワークショップ④ おりがみ

ちょっと時間が余ったので、即興でおりがみワークショップもしました〜。

正直みんな私より器用
はーと
パックンチョ
手裏剣

感動のフィナーレ

最後はみんなで歌を歌いました。
♩ Best Friend / kiroro
♩ 島人ぬ宝 / BEGIN

この日のために、練習してくれました。

「みんなで輪になって歌おう!」と提案したんですが、自然と手を繋いでました。

最初は私たちボランティアはこの輪に入っていなかったんですが、気づいたら子どもの手をとって輪に入ってました。

子どもたち全員が一生懸命な空間って意外と出会えないんですよ。やっぱり誰かがサボったり気持ちが入ってなかったり。教員として、全員が一つになっている場ってすごく理想なんです。恥ずかしがらずに大きな声で目を合わせて歌っている姿にうるうる…こういう子どもたちを育てたひろしまハウスの先生方を大尊敬します。

ひろしまハウスの先生方へ

ちなみにひろしまハウスの先生方は日本語がとても上手です。技能実習生として日本で働いていた経験があったり、大学で日本語を勉強していたり。

ひろしまハウスの教育は日本で大事にしている「礼儀」がしっかりと教育されている現場だと感じました。

「おはようございます」「ありがとうございます」「お願いします」が当たり前に言える。

正直、今私が働いている学校より子どもたちが生き生きしていて。そしてそれと同じように先生たちも生き生きしている!

自分と同じように何よりも子どもを愛し、溶け込んで楽しむことを大切にしている先生方に出会えて、自分に少しだけ自信がついた気もします。

ご飯にも何回か行かせてもらい、英語と日本語でわちゃわちゃお喋りしたのは一生の思い出です。

あと給食が美味しすぎました〜!

このお肉の味が忘れられない


長くなりましたが、読んでいただきありがとうございました。
次回は「カンボジア人の親切エピソード大公開!」をテーマにしようかな。

もう限界!眠い!おやすみなさい!

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