洋服記念日:11/12のコラム
1872年(明治5年)旧暦11月12日に「礼服ニハ洋服ヲ採用ス」という太政官布告が出されことに由来。全日本洋服協同組合連合会が1972年に制定。
洋服が礼服として採用されて、もう100年以上になるのか。
それでも、やはり着物の良さは際立っていると私は思う。
特に、令和時代になり、皇室の行事がいくつかあったが、着物で参列している方の美しさを感じる。
奉祝行事でも、芦田愛菜さんが着ていた古典柄の着物が注目されているが、品が良くて、とても美しかった。これが100年も前のものだというから、色褪せないのが、着物の良さというものなのだと思う。
私自身、着物が大好きで、その気持ちを察してか、母はお嫁入りにたくさんの着物を持たせてくれた。子育て中など本当に着る機会もなかったが、子どもの卒業式やさまざまな式典などで着る機会があり、そのたびに新しいものを着ることができるほどだった。
今年の春ごろ、着ていない最後の1枚に袖を通した。ようやく、すべてを着ることができて、着物が喜んでいるような気がしてならなかった。
とはいえ、100%に限りなく近い形で洋服を着て生活をしている。
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