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スケートの日:12/25のコラム

日本スケート場協会が1982年に制定。各地のスケート場への入場料が安くなるところが多い。1861年のこの日、函館に滞在していたイギリスの探検家トーマス・ライト・ブラキストンが、日本で初めてスケートをしたのが由来である。

スケート場にはじめて行ったのは、小学校6年生のときだった。電車で一駅乗り、次の駅で単線の電車に乗り換える。そこで乗り換えるが初めてだった私は、異国の地へでも行くような気持ちになったことを覚えている。

初めてのスケートは、散々だった。そもそも運動神経があまりよくないのだから、ずっと手すりを掃除していたように思う。
そして、お昼にみんなでスケート場でうどんを食べることになった。みんなが頼むのと同じ「すうどん」を頼んだ。「すうどん」という言葉も初めて聞いたし、どんなうどんなんやろと思ってドキドキした。出てきたうどんは、見た目も味も、特になにも変わったものではなく、ちょっと具が少なめなだけだった。あ~「すうどん」ってこういうもののことを指すのだと理解した。

だから、私の中では、スケートと聞くとすぐに、「すうどん」が頭に浮かぶのだ。

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