企業経営ってどんな要素があるのか、それらは本を読むことで理解できるのか

10月から社会人生活が始まった。最初の3日間は社長のお話や全法人共通のオリエンテーションで、4日目から新卒研修が開始された。二週間経過した今から振り返ると、かなり座学が多かった気がするが、パワポ講義やグループワークがある講義もそこそこあった。
グループワークがあった講義には、Logical thinking/Problem solving/仮説検証アプローチ などと言ったタイトルが付されていた。前の二つでは基本的に、問題の原因を探るロジックツリー、また施策を練るイシューツリーを作っていく、という意味で似ていた。仮説検証アプローチでは、原因を探るにしても施策を練るにしても、少しの情報からいきなりその答えを立て、それが正しいか情報を探し、得た情報から仮説の方向性を変えたり精度を上げていく、という方法を学んだ。講義の後に行ったグループワークでは、どんな話し合いが期待されていたのか把握できておらず、ふわふわした議論が行われた。話し合いのフレームワークが与えられたが、それの空欄を埋めていくことが目的になった話し合いになっていた。ワーク後の発表していたグループは期待されていた議論を行っていたように思えるが、恐らく最初に何らかのデータを基に仮説を立てるべきだった気がする。
個人的にはProblem solvingの講義で危機感か違和感を感じた。 この講義では、問題を定義し、その原因を特定し、原因を解決するための課題を設定し、その課題にどんなソリューションでアプローチするかを考える方法論を学んだ。ワークとして、日本のある製造小売業の米子会社が破綻申請した記事を用いて、上の流れを個人で一通り行った。経営不振の原因について具体的に言及された記事も与えられており、それらをロジックツリーに埋めていくことが期待されていた。しかし私は、会社が破綻申請するときに、具体的にどんな状況になるのか全く想像できておらず、会社が破産するときは負債超過か支払い不能といった状況にあるらしい、といったことを検索していた。講師にも「破産の原因は、負債が多くなったことなのか損益が大きくマイナスだったことなのか」といった質問をしていた。問題の意図としては、前述のように経営不振という結果に対しいくつかの原因を挙げる、といったことが期待されていたようである。この例題での原因は、「商品開発力が弱いこと」「安定したサプライチェーンを構築していないこと」「キャッシュフロー管理に問題があること」だったが、複合的に絡みうこれらの事象をいわゆるMECEで考えるには、実際会社を経営することが必要なのではないかと感じた。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?