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2019.9.28 「カタバミ」

搾乳をする仕草というのは男性は一生することがない。から想像したこともなかったのだが、どうやら搾乳は手首が疲れるらしい。3-4時間おきに絞ったものをパックし、1日おきの通院時に持っていく。入院生活時の負担はこんなところにもあるのだ。

長男の熱は下がったものの、まだ体調が悪く、いつもよりぐずっている。機嫌が悪く、妻にべったりなので、作日同様長女を連れて公園へ向かう。今日も自転車に乗っていくのだという。少し低かったサドルの位置を調整してやると、漕ぎやすくなったみたいで進みが早い。調子に乗って、海までいきたいというので、公園を経由して海に向かうことに。

公園で遊んでいると、娘がしゃがみこんだ。のぞきこむと口をもぐもぐさせている。拾い食いだ。手に持っていたのは草。驚いたが、その様子を見るにはじめてではないらしい。「カタバミの葉っぱはすっぱいんだよ」。絵本のなかでかたばみを食べるシーンを読んだというが定かではない。綺麗なのを選んでもってきてくれたので、一緒になって食べてみる。なるほど、本当に酸っぱい。カタバミを食べたのは初めてだ。これから娘に教わることがどんどん増えていくだろう。

公園のベンチの近くに、子連れのお父さんがいた。ベンチの上に落としたラムネを拾って食べる子どもを凄い剣幕で叱っている。「こぼすならあげないよ」と。かたや拾い食いをしている親子だ。こっちまで怒られそうな勢いなので公園を出ることに。

公園から海までは歩いて10分ほどの距離。娘の補助輪付きの自転車で15分ほど。海で貝を拾って帰る。明日は妻が病院に行く。

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