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”お宝☆おうちアート時間”のこと

先日はフランス在住のアートの先生、ゆうみちゃんのおうちアート教室でした。
お家にいながらオンラインで、ゆうみちゃんの感覚をインストールでき、
国際色豊かな他のご家族とも交流できるとても貴重な時間です。
何より子どもたちが自由にしているし、楽しそう。
それを観察する自分を客観的にみることもできます。
まさに、お宝時間です。

我が家が受講しているのは、「いろいろクラス」で、3カ月6回継続クラスです。
これまで、“スワイプアート”や、“マーブリング”などの講座がありましたが、今回は、“もこもこ3Dアート”でした。

“もこもこ3Dアート”では、
シェービングフォーム+木工用ボンド+絵具をビニール袋に入れ、
それを使って画用紙にモリモリ好きな絵を描いていきました。

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生クリームでケーキに飾り付けするような感覚で、子どもたちは目を輝かせ
自由に創作していました。

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講座の中では、メインのワークのほかに
「アート鑑賞」
「ママのワーク」
「ママの感想や気づきのシェアタイム」などがあります。
実はここにもお宝がいっぱいなんですよ☆

「アート鑑賞」は、

一つの絵を見て“何に見えるか?” “どこが好きか?”
などのゆうみちゃんの問いに答える形で、子どもとママが感想をシェアします。
自分の家族だけでなく、一緒に講座を受けている他のご家族の話も聞くことができます。
最初に子どもが発言し、その後ママのが発言するという流れになっているので、
ママの意見に左右にされずに、子ども自身の意見が出てきます。
毎回こんな風に見えているのかと驚きがたくさん。
この時間では、
“同じものを見ていても他の人とは別のものに見えていたり、
注目するところが違う。
自分が必ずしも正しいわけではないのだから、
主観を押し付けではいけない“
という気づきがあります。

「ママのワーク」とは、メイン講座中に
① 集中しているときの様子
② 何に興味をもっているか
③ 感心したところ
④ 課題だと感じるところ
をみることです。

最後の「ママの感想や気づきのシェアタイム」では、
ママのワークの中の③感心したところを発表します。
ゆうみちゃんは、それををシェアすることで、
ママが褒めているところを子どもたちに耳にしてほしいから
意図的にその時間を作っているそうです。
謙遜の文化の日本ではなかなか子どもが、
ママが自分を褒めているところを見る機会がなく、
自己肯定感を育てられない部分もあるので、
そういった機会をつくることで、
少しでもママからの愛を受け取って子どもたちの自己肯定感を
育ててあげたいという意図があるとのこと。
子どもの自己肯定感は我が家でも課題なので、この時間も本当に貴重。

実は、これが私にとっては結構大変で、
アートの時間が終わるといい意味での疲労があります(笑)
ママのワークとして、子どもたちの様子を観察する
ということをしてみてわかったことは、
普段いかに子どもたちを観ていないかということ。
もちろん物理的に“見て”はいますが、“観る”ことはその子の特徴をニュートラルに、ありのままに感じること。
それは意識しないとなかなかできません。
そして、それを言語化することで客観的に自分の観方を観察できるんです。

では、具体的にわが子について、どのような気づきをシェアしているのかはまた別の機会にupします。
長文読んでいただき、ありがとうございました。

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