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128.【●Recording②】音楽の仕事依頼を知人から受けディレクション業務をTry. 〜良い経験させていただきました〜

~つづきから~

なんの楽曲をcoverするのかが気になったので、友人から確認することにしました。

その楽曲は関西のとある人気グループの曲でした。

※TikTokでUPするようですが、リリース前なので
 カバー曲のアーティスト、また依頼があった
 本人の名前は控えさせていただきます。

僕にとって聴かないジャンルのアーティストだったのでこんな楽曲があるというのをそもそも知りませんでした。

ただ始めのRapの歌い方(フロウ)が非常に気持ちいいものです。

わかりやすいキャッチーな韻もこの曲の特徴ですし言葉の組み立て方が面白い。
楽曲を唄う際にRapっぽく歌う歌唱法もあるのがよくわかりました。

今回意識したポイントをより簡潔に書いていきます。

では…いきましょう👇

【1.気づき学びがあったので話していく】

■つまずいてる場所を把握する、ヒアリングの必要性

まず相手がどこにつまずいてるかそこの確認をします。
一番望ましいのは"相手がどこに躓いていて、何に課題や弱点と認識しているのか"を把握するためにヒヤリングします。

■依頼された楽曲を聴き込み歌い回しを確認

実際に曲と歌詞を見聞きしてどんなフロウなのかを確認します。
ざっと流しで聴いてから全体の流れを確認。
次に、ある程度の単語や言葉の発音や歌う特徴を掴んでから携帯のメモ帳に特徴を書いていきます。

これは歌い方を捉えるためと、自分が伝えやすくするために書きます。
特徴となる部分を可視化させるためです。
(歌詞だけに"可視化"ってね(ドヤさッ))

今回著作権の関係で動画は出しませんが、
僕の楽曲を例にして話して行ければと思います。

■依頼された楽曲のRapパートを理解する

楽曲のRap構成や歌いまわしは必ず理解することが大事かと思います。
そこで大事になるこが、まずRapするパートで特徴となる箇所を実際に書いてみることが重要かと思います。

僭越ながら流砕-Ryusai-のYoutube音源の曲を例にして解説させてください。

 ▼【ICE~水嵩増す~ 【流砕-Ryusai-】Track By: HakobuNe / space jazz】

これは、上記楽曲の序盤にある1verse目の(初めのRapパート)歌詞。

突如止まる 回転してた思考回路
浮かびながらも考えるも機能なしの
冷えた脳はNo そんなの寧ろ無いだろう
残り僅かな体 逆さまな空間パロ
歌詞【ICE~水嵩増す~ 【流砕-Ryusai-】

⬇︎歌詞に印を記入⬇︎

突如止る回転した思考『回路ッ』 
浮かびながらも考えるも機能『なしの(ぉう』
冷えた脳は『のぉう
そんなの寧ろ無いだ『ろぉう』
残り僅かなカラダサkサマナクカンパ『ロ(ぉう』

※一部なるべくわかりやすくするために
 『』を使って表現しています。

■できる限り噛み砕いて伝わるように話すこと

次に相手にわかりやすい説明で伝えていきます。

突如止ッまぁる回転した思考『回路ッ』

→『止まる』という言葉の「止」と「ま」の間に小さい「ッ」が入るように歌うことを表します。
この「止まる」「回転」の歌詞を元々提示していましたが、所々にスペースを作って省いて連結して流れるように歌います。

太字鍵括弧『』は、韻の踏むところを意識して付け足しています。

浮かびながらも考えるも機能『なしの(ぉう』

→韻をまとめてなるべく意識して統一した歌い方で歌えるようにわかりやすく太字鍵括弧『』で印を書きます。
ここでは2文字というだいぶEasy Rhyme(以下、簡単な韻)ではありますが、o-uを意識して書いていきます。

意識をしない方が歌いやすくなる曲だったり、
さりげなく5~6文字踏んでる所が格好いいというのもあるので、これは曲によりますけどもその韻の種類に合わせて歌うようにします。
その時はこうやって書いておくとわかりやすいですね。

〇冷えた脳は『のぉう』
そんなの寧ろ無いだ『ろぉう』

→この丸:〇は、あえて「冷えた」の前に、若干の"間(空間)"があることを指しています。
これがあるだけでビートのリズムに言葉をうまくはめ込めこめたりする良い印になります。

recording時には、"間"をしっかり可視化できるので非常に便利です。

残り僅かなカラダサkサマナクカンパ『ロ(ぉう』

→小文字カタカナのところは、言葉を発する速さや言葉の発音の狭さ(感覚)を発音しています。
いわゆる言葉のスピードを指します。
本来「体 逆さまな空間パロ」と歌詞を明記していますがあえてわかりやすく小文字表記にしています。

これは、スピード感持って歌うように意識させるように書きます。

ここでポイントなのが「サkサマ」の部分。
小文字の「」でも発音が広く"面"で捉えてしまうので"点"で発音するように、ここでは明記させていただきました。

【2.おわりに】

今回はディレクションに対してオファーがあったので書かせていただきました。

こんなイメージで業務進めていけばいいんだって思えたので貴重な時間でした。
またこう言った経験を書いていければと思います。

では、また👋

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