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Green Talk 104 : コンポストと土

LFCコンポストの継続に踏み切る前に、気がかりだった土のこと。

このままどんどん、土が増えていったらどうなるか、のことです。
コンポストをしていなくても、ベランダで何かを育てるとなると、重量と許容範囲は、確実に向き合う事柄です。

先日、家族で集まるときにぼそっとその話をしたら、夫のご両親が、お庭をずっと手入れされていて、「もってらっしゃい。うちにもいい堆肥だ。」と言ってくださって。1つ、我が家には方法が見つかりました。

ですが、そちらに頼らない道もちゃんと考えておこうと調べてみると、私の住んでいる自治体での土の処理は、まずは、”専門業者による処理=ごみ収集での回収不可”ということがわかりました。

その専門業社として、2社の専門業者を教えていただきました。
その1社がこちら、ウィステリアガーデンさんです。

土ですと、1キロ単位で引き取りになり1kg 60円から(+引取出張費)とのことです。

堆肥なので厳密には土ではないのですが、利用する際には用土を混ぜ土として利用するので、土として出す形になると想定しています。
回収対象に「区では処分できない処理困難物(土・砂・石・他)」とありますし、このように、園芸用の...という例のページもあり大丈夫のようです。


また、こちらの業者さんは、毎月第一・第三土曜日に、世田谷区にて持ち込みの買取をされているとのこと。持ち込みもありかもしれませんね。


そして、妄想が許されるのであれば。
個人では止まらない循環があるといいなと。
少し前に、noteにいる方に、このEdible gardenを教えていただいたと書きましたが。日本でも、なんと通っている青山ファーマーズマーケットがヒントをくれました。


このルーフトップガーデンです。
彼らが入居する表参道のcommuneにあるみどり荘2の屋上で、ガーデンで野菜やハーブを育て、フードカートやランチで利用。出た生ごみはミミズコンポストで土に還していく。そして出来た土はまたガーデンへ。
そんな実験の場になっているそう。

食べ物を扱う事業者が主体となって行う循環の例だと思います。

その妄想でもう1つ思い出したのは、Ron FinleyのTEDトークです。
デザイナーであるRonが、ロサンゼルス市のサウスセントラルという地域に住んでいて。そこは透析の建物が、まるでスターバックスのように町中にあるという、健康問題を抱えた地域だそう。

その問題に対して、行動に起こした人です。

その方法が、まず、土壌を変えること。そして、町に野菜を植えること。
健康に害するものしか口にできないなら、その口ににれるものが町に溢れちゃえばいいと。町には空き地はある。さて、やろうか、ゲリラ的!にと笑。

彼の言葉では、ギャング・ガーデナーだそう。
それが大きなムーブメントになっています。是非みてみてください。

そして、この妄想を、私も小さく小さくスタートするなら。
今ある苗や種を、誰かに贈ることでしょうか。

そういうことも、少しずつ、少しずつ。考えていきたいです。