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Green Talk 121 : 比較というより選択肢

夏に近づき、ぐぐっと庭の植物が伸びてきました。
ここのところあまりスッキリしない天気で太陽が出ていないのに植物は一体なにをとらえて伸びているのかしら?と植物越しに空を見てしまいます笑。

さて、Green TalkがGreen Actionになる日が来たらいいな=誰かと一緒にできることは、徐々に徐々に、自分の中とか他の人と話すことで増えてきました。

興味を持っていただけるのはコンポストと、ハーブや食べられる野菜の栽培でしょうか。最近使ったバンブーの糸は、パーマカルチャーを学んでいた友人から「わ!今そんなのがあるのね。私はヘンプでやっていた」と連絡が来たりしました。私もヘンプを教えてもらいたい!と話しています。

先日、お会いできた夫の家族ともそんな話、とくに庭のことが会話にあがりました。
あちらは土地が広く、お庭で初めてヤマボウシという木の花を見て、一気に虜になりました。私の好きなグリーン系のお花が。

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自生でしそなどがポコポコ生えるので(駐車場の側溝やコンクリートの隙間の土にも!)、お母さんが「一つもってく?」と1株わけてくださいました。

今回は珍しく選んだ赤いルーツポーチ へ。数時間袋に入れたままで連れて帰ったので根付くかドキドキしましたが、小さな葉が大きくなっていて、ほっと一息ついています。上が初日、下が5日目。

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さて、その植物を入れる鉢のことなのですが。
我が家は、家にある植木鉢を塗り替えたり、このルーツポーチ を変える場所が近所に2軒あり、今愛用しています。


鉢は大まかに選択肢として、プラスチック or 陶器/テラコッタ or 布(ルーツポーチ 系)があり。
どれを選ぶかということを[比較表]として書くと、値段、耐久性、通気性、手入れしやすさ、などを書き、”まる”や”ばつ”や”さんかく”。一部判断できない(N/A)などが出てくると思うのですが。

我が家で会話するのは選択肢が多いです。

比較表ってすごくみやすいのですが、無意識に「いらない」というものが落とされていたり。気づいたら、その”まる”や”ばつ”の多さでものを選んでいたり。そりゃそうですよね、テストはまるが多い方がいい!そんな生活が18年くらいありました。

それをしていると、結局手にしたものが、「これ、だっけ?」になることが多いなとそれ以降の数十年で知ったので。

実は、ものって、そういう書き出せるものだけだったり、比較でえがけるようなものだけで選んでない気がするんです。比較は材料の一部で。

個人の嗜好、我が家ならプラスチックはなるだけ選ばないとか。
プラを選ばないけど、我が家の家計にフィットするものを選ぶとか。
1歩でも心地よい方向に向くとか。
とんでもなくデザインに惹かれてしまったとか。
今には合わないけど家のあそこにこういうものが置いてみたいんだよねという未来の変化も考えてとか。

生活で決めていること。
心地よいこと。
好きだと思うこと。

そういうのが自分の中に存在すると。
たくさんの選択肢でも自分のものとして選べて、愛着や習慣が続き。生活にフィットしてくれたりする気がしています。