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Green Talk 109 : 環境家計簿

ハーブや野菜を種から育てていて、植物に対しての見方がそれぞれだね、と家族と話していました。

私は、発芽をまつ時間が好きです。
一年草や多年草。植物の種類によってそれぞれ発芽に必要な日数や条件が違って、それがそれぞれの個性のようにみえるところや。文字通り、あの硬い殻を破るというそのパワーにぐっと惹かれています。数値では見えにくいところ。

夫は、新芽が出てから、双葉、本葉とすぎて、ぐぐぐぐと急に伸びる時間を喜んで見ています。数センチ伸びたとか、何枚葉が増えたとか。

目に見えないものも、目に見えるものも、どちらも等しく、ですね。

その後者、目に見えるものとして、環境家計簿というものがあるということを住んでいる自治体で教えていただきました。家庭(世帯)の活動によるCO2の排出実態を把握できるものです。

自治体や電力やガスなどエネルギー会社などが発行しており、その配布方法は、アプリ・Webサービス・紙媒体・エクセルなどの電子媒体など様々です。

暮らしのCO2チェックさんというところで、自治体の環境家計簿/Co2チェックシートがみえますのでリンクを貼っておきます。

環境家計簿の元になる情報=必要な情報は、自宅に届く、電気・ガス・水道などエネルギーの検針票にある使用量と支払い金額です。物によっては、可燃ゴミの項目もありその場合はその重さを利用します。
それらに、換算係数をかけて、CO2の排出量(kgCo2)を計算できるというものです。
その結果、世帯でのCO2排出量や、行動によって起こる変化をみることが、数値で=目に見える形で可能になるのです。

エアコンなど気候が左右する大きな外部要因とは思いますが、日々の生活の中で、電気を消すやエアコンの温度設定をすこしだけ上げる、などの選択した行動は、数字に現れることもあるかもしれません。
また、東京電力さんや東京ガスさんは去年同時期の状況も検針票にありますので、それとの比較もできるかもしれませんね。

また、一部の環境家計簿、例えば私の自治体ですと、世帯人数と住居形態(一戸建て or 集合住宅)というデータで、同じ街の同世帯の平均値と比べるまたなども可能など、見方もいろいろと提供してくれているものもあります。入っているデータ数はわからないのですが、目安は行動への糧になると、実感しています。


最後に、一年を通してみて、自身が出しているCo2排出総量が、どう構成されてどのくらいかを、このJCCCA/全国地球温暖化防止活動推進センターさんの掲載されているデータを並べてみてみるのも。

これも、世帯人数などにも依存するので一概に比較はできませんが、それでも総量がどの程度かを知る目安、にはなりますよね。
何も知らないから。目安を知り、自分を知る、は、行動に力をくれます。

これ、面白そう!月に1回記録するだけだし楽そう。
何から始めたらいいかわからないけど家計簿つけるの得意だからやれそう。

そんなことを感じられた方がいらっしゃいましたら、是非、つけてみられてください。私も継続してやってみたいと思います。