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Green Talk 44 :プラスチック削減とレジ袋

駅で、ふと視線を移すと、”なくそうプラごみ”というJR東日本のPOPが目に入りました。ブルーの海と可愛らしいあざらしが書いてあるコースターぐらいのものです。

なんだろう、と、気になってJR東日本のサイトをみてみたら「SDGs達成に向けた JR 東日本グループの新たな取組み」として去年の10月にリリースされた、JR 東日本グループの活動だそう。
そのうちの1つが、【プラスチックの削減】とのことでした。

プラスチック削減の、JR東日本の具体的な活動は、次の3つ。
その3番目が、私がみたPOPだったのだんですね。
・プラスチックレジ袋をバイオマス素材などを使用したレジ袋へ
・プラスチックストローを紙や生分解性素材などを使用したストローへ
・お客さまに対して、JR 東日本グループの取組みをご理解いただくとともに、プラスチック問題につい て広く知っていただく

詳細はJR東日本のサイトにて見ていただければと思いますが、私がたまたまPOPを目にしたように、利用されるお客様がたくさんいるJR東日本だからこそ、日々の生活に「あ!」という気づきをくれる接点になるとおもいます。

レジ袋に関しては”バイオマス素材”と書かれていました。この言葉は、JR東日本の取り組み以外でも頻繁に出てくる言葉なので、今回、理解したいなと思って調べてみました。
まずは、”バイオマス素材”とは、という点です。

JR東日本公式のニュース内での説明は、バイオマス=再生可能な、生物由来の有機性資源で化石資源を除いたもの(トウモロコシやサトウキビなど)、と書かれていました。

生物由来だと生分解性とどういう関係かな?先日のVenchiのカップのように"OK compost"になるには認証をとるくらい生分解性は簡単なものではないかも、という疑問が次にあがりました。また、JR東日本さんの文中には”など”と書かれているのでバイオマス素材は一部とも読めたりもしますね。

調べてると、バイオマスプラスチック協会という、バイオマスプラスチックの識別表記制度を運営されているところに、バイオマスプラQ&Aがあり。
こちらの”バイオマスプラの特徴と意義”がまさに知りたいことでした。


バイオマスが注目されている理由は、その”石油資源を節約”と”CO2排出量削減”だそう。また、バイオマス素材はイコール生分解ができるわけではないとのこと。配合となればますますそうであると思います。

以前も少しここで書きましたが、プラスチックを断り、何度も使えるもので日々を過ごすという習慣が、プラスチック削減に寄与する、その1歩に「レジ袋有料化」はなり得ると理解しています。

バイオマス素材を含むレジ袋の意義は、”石油資源を節約”と”CO2排出量削減”ですから、もしもポリエチレン等でできたレジ袋とバイオマス素材配合レジ袋どちらかを選ぶと言われたら、プラスチック削減とは違うその2つの視点で、今のところ後者を選ぶ予定です。

そして、バイオマス素材を含んでいてもプラスチックであることには変わりないため、”もらわない”からのスタートは変わりません。
もらう必要がある場合は、今のレジ袋と同じ理解=プラスチックとして、廃棄含め扱うものだと認識して、使ったり処理しようと思います。

最後に、googleで「生分解性 レジ袋」と検索すると色々と出てきました。
いろいろな種類の生分解性レジ袋も町でみるようになり土壌で可能ならコンポストへという形や、もしかしたら回収してまた袋を作ったり、袋自体がある日期限がきたら消滅する!というのもできるのかもしれません。

ポリエチレンなどのレジ袋、バイオマス素材配合レジ袋、生分解性のあるレジ袋、紙袋、マイバッグ、etc。
いろんな選択肢から選べるからこそ、それを選んだ私の行動も、可能な限り適切でありたいと思っています。