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Beaさんから学び東京で実践する生活 7

Bea JohnsonさんのTED×Talks "Two adults, two kids, zero waste"の講演をみています。

今回は4つ目のR、出てしまったゴミの適切な処理方法 "Recycle"です。こちらが、講演の中のRecycleについて、です。

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・断ったり減らしたり再利用できないもの 
・大事なことは、「リサイクルする品物を増やす」ではなくて、「リサイクルするものを減らす」ということ
・プラスチックは何がなんでも避けるもの
生産過程で有害物質を出し、使用時も人体に買いを及ぼすから、またリサイクルプラスチックは少なくたとえリサイクルできても、その製品はもうリサイクル不可能で埋め立てる材料になるから
・かわりに、ガラス、金属、ボール紙、紙等を選ぶ
・木製の歯ブラシを選ぶのは、コンポスト(堆肥化)できるから。
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プラスチックを避けてくださいということを、トーンが代わり、より深刻に話しているのが印象的でした。

著書の”ゼロ・ウェスト・ホーム”の中でも、Recycleはまだゴミ問題の有効な解決策になるには多くの不確実要素の上に成り立っているという言葉や。謎めいた物質を使って送り出された「環境にやさしい商品」と書かれているものにも要注意、などより気にするべき事項が掲載されています。
そこに至る過程のRefuse/Reduce/Reuseでなるだけのことは終わらせる必要があるのだなと改めて感じます。

また、私個人は、プラスチックを避けるという行為の前に、プラスチックについて学ぶべきことがあると思いました。
手に取った商品がプラスチックであるかどうかについて、恥ずかしい話ですが、なんとなくプラスチックという感覚で見ているという現状があるからです。

先日、石鹸の入れ物が欲しく探していました。
望みは”金属”であること、また石鹸を入れる用途で作られた容器であるここで、結果、LushかMarks&Webのアルミの缶を購入する予定です。


見れば見るほど、街には、”なんとなくプラスチック”系の入れ物ばかりで。そして、裏面を見ると書いてあるのは、”ポリxx”という文字。
これがプラスチックであることを、認識しなくてはならないということでした。具体的にいうと再認識したのは以下の点。
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・ポリという言葉がついているものがプラスチックに該当するものが多い
 ・主に小物入れや台所用品などは、ポリプロピレン
 ・バケツなどは、ポリエチレン
 ・ペットボトルはポリエチレンテレフタレート、その頭文字をとってPET
 ・主に電化製品の外側や発泡スチロールは、ポリスチレン
 ・電線コードや窓の冊子は、ポリ塩化ビニル
 ・繊維系のポリエステルは可燃ゴミに該当
・全てのものに、プラという識別マークが付いているわけでないということ
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本当に大まかなプラスチックの種類についてですが、知らず知らずに手に入れるということがないように、上記の認識を持った上で。
Beaさんの仰った”ガラス、金属、ボール紙、紙、木”などを何か買うときに選ぶ最初の選択肢にする。

そして、プラスチックを利用しなくてはならない場合は、長く使う前提、ないしは必要な人に譲る、が行く末にあるのかを考えて買おうと思っています。

最後に、紙でも、木でも、プラスチックであっても。
適切なものを、適切な価格で購入し、適切に処理をすることが、個人ができる/することなのだと。
ずしんと来るパートでした。

次は、Rot (Compost)になります。