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Beaさんから学び東京で実践する生活 9

Bea JohnsonさんのTED×Talks "Two adults, two kids, zero waste"のTed×Talkをみています。

このTed Talkのスタートは、ゼロウェイストをはじめるきっかけと5Rに行き着くまでが語られています。

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・一般的なアメリカ人が出すゴミの量は年間約1トン
・Beaさんは大人二人子供二人の4人家族で、2008年から毎年小さなガラスジャー1瓶のみ
・2006年にいくつかの本やドキュメンタリーを見て、夫と二人で子供たちに残す将来が悲しくなったのと同時に、それを変える行動をとると決めた
・それから、とても精力的にゴミを出さない代替案を探しに探し、たくさん行動した、それはいいものもあればよくないものもあり
・瓶詰めをしたり、リッププランパー代わりにイラクサをつかったり、トイレットペーパーの代わりに苔を使ったり
”ノー・プー”というノーシャンプーを実施、髪を濡らし、重曹でマッサージし、りんご酢で注ぐというものだが、6ヶ月経つと彼女の髪の毛が縮れたり、求めていた髪型にもならなかった
・その上、寝室で夫から、ニシンの酢漬けのような匂いがするのはうんざりでありあんまりセクシーではないと言われたのは最悪の経験だった
・「自分が行き過ぎ」と気づき、何かこのシャンプーではない、代替を探そうと思った

・そんな試行錯誤の先に、バランスを見つけ、家族でゼロ・ウェイスト生活を長期に持続する方法が5Rのルールがそれになる
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以上が、序章なのですが、主にこの5つが書かれていると思います。

1. 彼女が何をしている人で - ゼロ・ウェイスト生活をしている人
2. 彼女の行動がどういう結果を出して -4人家族で年間ジャー1瓶のゴミ
3. 彼女の行動は彼女のいる地域/アメリカ一般ではどうで - 1人が年間 1トン、4人家族だと4トン
4. この行動をとるきっかけがなにで - たくさんの本やドキュメンタリーを見た、それにより子供たちに残す将来が悲しくなった
5. その行動のうちなる思いや願いはなに - 子供たちの将来を悲しくさせない、変化を起こす行動を取りたい

わたしのnoteに書いているGreen Talkにも行動のきっかけはありました。"save the duck”というダウンジャケット との出会いでした。
そのブランドの成り立ちなどを伺うにつけ、世の中にある多くの情報の真偽をみつづけて動かないではなくて。私は何かを知った今の状況で、自分が心地よくあり社会や環境がより良い方向に向かうことなら行動しよう、と思ったという経緯があります。
Beaさんの4や5とは内容こそ違いますが、確かにそれは ”ある”のです。
この点はを言語化して自分の中で持っていることは、「なぜこの行動をしているのか」とふと疑問に思った時に、いつでも立ち戻れる羅針盤のようになってくれると感じました。1-3は行動とそれを測る指標にもなってくれます。

また、”試行錯誤の先に、バランスを見つけた”という言葉もきになりました。それは、
・(重曹とりんご酢シャンプーのような)行き過ぎではなく
・長期的に持続できる方法(甘えすぎでもないとおもいます多分)
という意味と。
・自分と
・家族と
とのバランスとも捉えられるのではないかと読み取りました。

家族の過ごし方や経済状況、人数、使える時間。状況がそれぞれあるとおもいますので、なにが丁度よいバランス、の具体的な内容はそれぞれになると思います。
ただ、こうしようという思いをもってやり続けていると、自分が得意なことや、内容的に小さなことでも「なぜ私一人が」と良くないものが積もるようなな感覚があります。相手も「なぜこれを私たちが」と思うかもしれません。それが、自分と家族とのバランスが崩れているサインかなとおもったり。
得意だからこそ、小さいことだからこそ。一緒にやろうといってみる、とか。声に出すこと会話することで話し合いになる。その中で、家族と自分のバランスをとることはどの家族でもあっていいことだと思いました。
お一人でしたら、頑張る自分とちょっと甘えたい自分とのバランスなんていうのもあるかもしれませんね。

うちなる思いがあり、きっかけを持ってそれが行動になり。
その行動は試行錯誤する日々で、行き過ぎでも甘えでもないところ、自分勝手でもなく家族を思いすぎて我慢しすぎでもないところへ、時間をかけて落ち着いていく。
それは、ゴミのことだけではなく、何か自分の望みや達したいことを行う時も、同じかもしれません。