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Green Talk 31 : マイバッグがビニールをいれる袋になってしまったこと

今日の東京は外を歩くのも気持ちの良い日でした。
自宅のゴミ箱観察の際に、食料品のプラスチックやビニールが多かったことから、ファーマーズマーケットへ行ってみようと決めていました。

家から20分以内でいけるところ2件にお邪魔してきましたが、結果からお伝えすると。マイバッグの中に、梱包された野菜とビニール袋に入った野菜が存在することになってしまいました。

初めての今回は、マイバッグと小さめの洗える保存用の袋を3枚持っていきました。エンバランスというところのものです。

伺ってみて最初に思ったことは、今日の場所に限ってですが、ファーマーズマーケット=パッケージフリーな野菜があるとは限らないということです。むしろ、きちんと個包装しているものが綺麗に並んでいる方が多かったです。お恥ずかしいですが、これは私の想像が至らないところでした。

最初に買ったケールのお店は都内の畑でお野菜を作られていて。朝どれを生産者の方が持ってきていました。切り口から甘い野菜の汁がポタポタと落ちており、見るからに新鮮!美味しそう!
ですが、そのために野菜には個包装があり。またマイバッグを見たおじさんから、「ごめんよ、やっぱり汁がきになるから入れさせて欲しいんだ。」と言われ、その上からビニール袋をかぶせた形で渡されました。

それ以外に購入した柚子のお店もおなじでした。私の手持ちのジップロックに入れて欲しいと言っても大きさが合わなかったり。土がついているから、袋を汚したら悪いから、服に着いたら悪いから、と。

品質を守るため、クレームを減らすため。ふらっときた人が持って帰れるように。いろんな意味でビニール袋があることを改めて認識した経験でした。
また、個包装も、地産地消や栄養について生産者の方のメッセージがしっかり書いてあるものも多く。それを伝えたい意味もあるのかなと考えたりしました。

今回は、こんな形でお買い物を終えたのですが。
次回行くなら。自分の中でもう少ししっかりルールを作ろう!と。帰宅して、書き出してみたのはこちらです。

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1. 出来る限りの範囲で個包装のものは買わない
2. 汁が滴るなど生産者の方が気にするようであれば、複数種類の大きさのReuse可能な保存袋をだし、それに入れてもらうようにする
3. 朝露などの濡れや汚れを気にされている方がいるなら、濡れたタオルと乾いたタオルを2枚スタッシャーの袋に入れておき、それで拭くので問題ないと伝える
4. マイバッグは汚れてもいいですということもきちんと伝える
5.(包装とは関係ないですが)鮮度が関係するものはなるだけ旅をしていない食べ物をいただく
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土つきのお野菜を包むのに使える新聞をもっていくなども良いかもしれませんね。

帰りに気になり、google検索で「ファーマーズマーケット 包装」と調べてみたら、青山のファーマーズマーケットさんで日程は限定されますが、生産者さん側も買う側も、Naked=個包装/バッグなしという前提で実施される日を設けられているということでした。

ファーマーズマーケット=Nakedと、勝手に私が思い込んでいたところもあったと思います。Nakedをしようという取り組みは、本当に、売る側買う側、両者歩み寄ってなんだなと。ぜひ!伺ってみたいと思いました。

包装からファーマーズマーケットをみてこのように書きましたが。
マーケットそのものは、とても楽しいところでした。

生産された方と実際に話す。野菜の味についてだけではなく調理について伺う、土地について、その年の天候について、と、会話が豊かに広がります。いつもの買い物より時間がゆっくり流れる中で、食べる楽しさがむくむくと湧き上がるこの素敵な場所に、今回書き出したルールをブラッシュアップさせながら、また伺わせていただきたいと思っています。

そして、いただいたケールはものすごく新鮮でした。
その強い力をいただいた夕飯でした。ご馳走様でした!