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Green Talk 136 : お役目の舞台にたってもらう- スターバックスのマグカップ

夫は、掃除が好きです。掃除が好きというよりする頻度が断然私より高いともいえます。そして、観察していると、彼の掃除には2種類ありそうです。

物理的にきく掃除をする、例えば食べたものを洗うというものと、心にきく掃除をするというものです。
心の掃除は、今日片付けた方が明日の朝が気持ちがいいからやる時もあれば、何となくもやもやしたときにもやりますし、決して片付いていないわけではないところを開けて見直す、という時もあります。

その心的掃除の三番目に近いことが、急に昨日の夜、始まりました。
キッチンの引き戸の化粧箱に入った食器があるところを開け始めたのです。

もともとは、母がどうしても私に!と持たせてくれたお客様用の急須やお箸などを入れる場所だったのですが、そこに大好きで以前ちょこちょこ集めていた鹿児島睦さんの量産系の食器だったり、イイホシユミコさんの可愛いお皿だったりも入っています。
少し話はそれますが、お二人ともとても素敵な作家さんです!こちらの写真は鹿児島さんの量産の作品です。鹿児島さんの一点ものはとても買うのに勇気が入り、かと言って、今まで抽選で1度も当たったこともありません笑。


さて、話を戻して、その中にも、「あるのに使っていないものたち」も結構といました。結婚式の引き出物でいただいたバカラのグラスとか。気に入って集めているアリタポーセリンラボのお皿だったり。夫が出張で買ってきたスターバックスのカップも。

「わあ、こんなのあったね」
「棚に入ってたって絶対に使わないね、使うなら、もう出しちゃおう」

2人で笑いながら開けて、キッチンの通常使用の食器棚に入れて。箱も畳んで紙資源で出して。

今朝、こうやってその1つを使い始めています。
ちょうどコーヒーを飲みながら、noteでフォローさせていただいているMiiiさんのコーヒーの記事を見せていただきました。
(自分が搾取されたくないということは、同様に他人を搾取しないということを大事にすることでもあるはずだなと、読ませていただきました。)

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ゴミゼロ生活提唱のBea Johnsonさんの「あなたが必要ないものは誰かが必要なもの」という素敵な言葉があります。同時にそれは「あなたの持っているものはあなたがつかうもの」かどうかを問う言葉でもあるなと思っています。
その問う対象に、見えていないあなたの持っているものもあって。

心の掃除はそういうものも、「やあ!いたね!!」って見せてくれるものだなあと、たまには私もしてみようと思った昨晩の20分の出来事でした。