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Green Talk 77 : 価値を保ち巡らせる

つい先日、準備していたVALUE BOOKSに本たちを送り出しました。
関東圏からの郵送で、N日に送り出し、N+1日に届いたと言う通知が来て、N+4日には査定結果が来ていました。

次の人の手に渡るといいなという気持ちと共に、本の市場価値が1円でもあるならその価値を保たせたいと思っていたので、数冊を残して金額がついたと言うご連絡を頂いたのは嬉しかったです。

お値段がつかなかった本たちは。
まずコンディションが私も気になっていたもの。折り目をかなり入れたり表紙が破けているものと、カバーがなく書き込みはないですが折り目が表紙にできるぐらい使い込んだ本、付録が一部ない本でした。次回から送りません。あとは最初から市場での売れ行きが良くないですねと書かれていた本。
1冊だけどうしてかと思った本がありましたが、私が見落とした破損があったかもしれません。

また値段については、お試し査定から、2-3割下がった本も数冊、2-3割上がった本も数冊ですが、正直査定額の母体が大きくても1000円前後だったので、この上下はあまり驚かない、受け入れやすい結果です。

何より、査定の画面では、VALUE BOOKさんの判断する”状態”も書いてあり。これは私は今後の参考になるし、VALUE BOOKさんには古紙にならない価値ある本をお渡しできる情報にもなるので、本当に嬉しい項目で。

最後に、次回やってみたいと書いたチャリボンのサイト。支援先という項目の横に大きく”寄付にならない本”という項目があり読みました。

私は一円でも価値があれば市場に巡らせたいと思っていましたが。
本の市場価値がではなくて、本の市場価値からコストを引いた金額が、一円以上の場合ではないと巡らないと改めて理解しました。

本当に誰かにその価値を保ったまま渡したいのであれば。
私の場合は、ヨガの学びで利用した、Amazonでは買えない流通量が少ない専門書をきれいに読んでお渡ししたり。(供給がそもそもすくない)
最新の読みたかった本をしっかり読んだら早めにお渡しする。

そういう私もある程度の協力をすることが、セカンドハンドの市場を利用したいと考える私の必要な作業だと、今回認識しました。

思い入れが押しつけになり起こすショッキングなこともこちらに書かれていました。一読の価値がある文章です。中に逆にそうならない方法も書いてあります。


最後に。
急に、いつものことがプツリと途切れた人が多いと思います。
忙しくしていたことが0になり、急にできた時間とのた対峙を戸惑ったり。
急に忙しくなって、今日が何曜日か分からなくなってみたり。

急に時間ができた人は、日頃手をつけなかったことをぜひ。本を売る際は、これを見てくだされば嬉しいですし!衣替えでも体を動かす時間でも。
忙しくなった人は、自分の時間や、会話をしない時間を意識的にもってください。会話をしないこと/沈黙は罪ではないし、騒がしくなる心を落ち着ける時間を意識的に取ることも必要と実体験で思っています。

あれができない、これができない。あれをしなきゃ、これをしなきゃ。
平常とのギャップの大きさが、自分を驚かせることが続くかもしれませんが。それを小さくする、自分に戻れる行為が取れますように。徐々に馴染みますように。