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Green Talk 102 : デトックスではなく私の場所を作ること

1週間ちょっと。Green Talkを綴るのを意図的におやすみしてみました。
デジタル機器全般とも意図的に距離を置き、色々な通知をオフ。

その間に、ベランダ用の新しい棚を作り人生初のペンキ塗りをしたり。バジルの移植をおそるおそるやってみたりと、緑や土を手入れし。
1日だけ、公園で寝転んだ日も、そういえば、ありました。

久しぶりの、Green Talkです。

どうして、意図的に休むという選択をしたかというと。

お世話になっているLFCコンポストのアンバサダーの中に、気になる方が、宮脇先生の他に1名いらっしゃいました。

「さあ一緒に、もう一度あの美しい循環のなかに入ってみない?」

そんな言葉を綴られた、四角大輔さんという方です。
彼が最近始められたpodcast" noiseless world"を聴いたからかなと、あとから、そう、思っています。

第1回目では、このpodcastのタイトルの”noiseless”について。
彼の住むニュージーランドの湖畔のご自宅のテラスから、思いつくままの言葉を聞かせていただきました。
「今は栗の季節で栗がいっぱい落ちているスポットがあってね」...だったり。ニュージーランドの鳥などの声も一緒に聞こえるのは、本当に豊かな時間でした。このリンクのお写真がまさにその湖畔だそう。

それがとても、とても。
心地よかったのです。

四角さんにとってのnoiselessは、大自然の中、まさに今の生活とのことだそう。それは、”音がない”ということではないです。雑音という自分にとって負担になるものを知り、それが少ない場所に身を置くこと。

そういえば、3月の頭ぐらいでしょうか。私はテレビを見るのを30分と決めました。

私は、noiseにちょっと弱めかもしれませんね。ニュースの繰り返し出される言葉が、自分の負担になったのだなと改めてみています。

そして、それは、決して、”いい悪い”という評価に置くものではなくて。自覚して、自分がどこにいたら良いかを決める、ただそれだけの行為の話です。

四角さんのニュージーランドの湖畔に近いものをもし今私が持つなら。

まだ街が起きる前の早朝、まさに今この時間。
日が差し出したころに、ベランダで水やりをしているときに聞く風の音が真っ先に浮かびました。
今回は、そのために、ベランダに棚を作ったりと手を動かす時間をたっぷりとったのだのだなと。無意識の行動の意味を思ったりしています。

また、今回した行為は、”デジタルデトックス”という言葉で言われることに似ていますが、ちょっと違うとも思っています。

私はこの2種類の人間がいるとしたら後者で。
・デジタルデトックスを必要としない人(=noiseが気にならない)
・デジタルデトックスを必要とする人(=noiseが過多だと感じている)

その私が、デジタルから離れて今回色々としたことは。
溜まったから出す(de tox)という、お風呂に入る・汗をだす・深呼吸をする・アーシングをしてみる、のような、繰り返しの行為ではなく。

そもそも、自分がどの程度noiseless worldを必要としていて、その必要分だけ自分の生活にtoxicを入れない場所を作る、という選択をすることかもしれません。

私にとって必要なその場所は。
・シンプルで。
・好きなものがたくさんではなく、いくつかあって。
・光とか、風とか、土とか、植物がいて。
・開花した花は下で蕾が上にあるように、より自然で無理しない。

そんな場所です。