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Green Talk 33 : ゴミ箱でなく資源物入れ

去年、自宅のゴミ観察をした際に、一番多いのは包装関連のプラスチックゴミだということが判明したと書きましたが。
これ受けてゴミ箱の使い方も見直してみました。

結果からいうと、ゴミ箱と呼んでいたものは、ほぼ資源物入れになりました。

まず、家で一番ごみが出るところから開始しました。台所です。
台所には、10年以上使っているKcudというゴミ箱の、赤と黒の2つがあります。

今あるこの2つを次のように分けました。

1つは、可燃ゴミと資源プラスチック用にしました。
台所で料理をする時は資源プラスチックがたくさん出ます。片付けをする時は、生ゴミはディスポーザーで対応するためあまり出ませんが、例えば手羽元の骨等の生ゴミ/可燃ゴミがでます。その2つを、Kcudの中に袋を2枚入れて、それぞれ入れるようにしました。
Kcudは大きな袋止めが付いていて、そこにより複数袋が付けられます。

そしてもう1つの方は、ゴミびん・かん・ペットボトルで1つ、古紙系/紙類の資源で1つの、こちらも2つの用途に。
紙系も実はプラスチックの次によく出ます。我が家ですとヨーグルトの入れ物などこちらによく入っていることが多く。それらを洗って入れています。

最後に、可燃ゴミ以外の袋は、繰り返し使えるものに変更することにしました。集合住宅なのでゴミステーションにはすでに袋がついている分別箱がありそこに直接入れられるためです。
これにより、2つのゴミ箱と呼ばれたものは、1.5の資源物入れと0.5の可燃ゴミいれ、になったのでした。

ゴミを出さないシンプルな暮らし ゼロ・ウェイスト・ホームの著者Bea Johnsonさんの提唱するルール 5Rの最後にRot(Compost)というものがあります。0.5の可燃ゴミ入れも、コンポストを導入したら、0.5以下になるかもしれません。生ゴミと向き合う余裕がもう少し出たら、本著書にのっていたこちらの製品をお願いする予定です。

台所で割ってしまった陶器カップなどの不燃ゴミや、バルクで買たものが入っていたダンボールなどは、都度、一旦シューズクローゼットに置き、出かける時などに、ステーションに持ち込みます。

最後に、一部の資源プラスチックや紙類のいき場所として。
もう少し余裕があるのであれば、企業や自治体のサステナビリティ活動に参加したり、アップサイクルという選択肢もあります。

企業や自治体のサステナビリティ活動とは、例えばスーパーの入り口にある回収ボックスに持ち込むことです。自治体も調べると、ペットボトルキャップや白色トレイ、乾電池などは区の施設などで受け付けていたりします。
近所のスーパーで伺ったところ、牛乳パックは専門業者に委託してスーパー内のトイレットペーパーへ、ペットボトルキャップはNPO法人ロータリークラブを通じてのポリオワクチンへの貢献をしているとのことでした。
行き場所まで開示されていることを、この行動で実は初めて気付きました。

アップサイクルについては、私の手元でできそうなものはすぐには見つからなかったのですが。例えば、町でたまに見かける使い古したトラックの幌をバックにしたこちらの商品などが挙げられるかと思います。
その”もの”の寿命を、全く違う用途に活用することで、ぐぐっと伸ばせるようなものです。


また、使い終わったその後が正直少し気になりますが、先日挙げた東京2020の表彰台などももしかしたらそれに当たるかもしれません。

今までゴミと呼んでいたものを資源と呼べるようになり。呼び名が変わることで選択肢が広がりました。

そのために、少しだけ多めに時間を取り。ゴミ観察をして、ゴミ箱の使い方
を見直すの2ステップ、お勧めします。