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Green Talk 80 : 新たな水との付き合い方

明日から家族との生活がまた少し変わるので。今日の食卓は、食べて、話して、笑おう!と30分だけ人混みを避け、外出。高知産の天然の鰤が魚屋さんで手に入り。美味しくいただきました。

食後の楽しみは、VOGUE CHANGE。本日ローンチ。おめでとうございます。並んでいる記事のタイトルだけで心が動かされるものがあります。

・あなたはどう呼ばれたい? 多様性時代の代名詞考察。
・「水」から考えるファッションのサステナビリティと、6つの実践。

その中でも、”MOST POPULAR”の1位にあったバッグに思わず「わあ!」と声が。

ニューヨークに拠点をおくアーティストとデザイナー、ライターによるチーム「PLACEHOLDER」が発表した生分解性のバンブーバッグだそう。シート上のこの紙の、両端を引っ張るとネット状の袋に変身します。

台湾に旅行に行かれた時の現地の方のバッグから着想を得て、よりよい素材をとバンブーにたどり着いたとのこと。

みていたら、小さい頃に七夕の飾りで作った、籠を思い出しました。
折り紙を三角、また三角と2回折り。それを切り落とさないように、右側、左側から、ギリギリまでハサミで切って、広げたら袋状になるもの飾りです。また、風呂敷も近いものがありますね。

そういう見たことがあるものが。わ、可愛い!ああ面白い!と楽しさをもたらす製品に昇華されていて。思わず声が出たのでした。


上にあげた「「水」から考えるファッションのサステナビリティと、6つの実践」も、読んでみました。
冒頭の「コットン製のTシャツを1枚作るために必要な水の量は、なんと2,720リットル。ひとりの人間が3年かけて飲む水の量に値する」という衝撃的な数字から、スタートするのですが。
内容は選ぶべき素材などが専門家の声と共に書かれてあり。末尾は「私たち消費者が今すぐ実践できる水の節約方法は、洗濯する回数を減らすことだ」と、すぐ取れる行動で締め括られていました。

私は、洗濯物を溜めるのが好きではありません。
ふと、なぜ嫌いかを、これを機に考えてみたのですが、以下3つでした。

・溜まっているという状態が好きではない。匂いがしそうな”気”がする。
・溜まると洗濯物がたくさん入った状態で洗濯機を回すので汚れが取れる気がしない。2回に分けると手間、水道、電気も余計にかかりそう。
・毎日洗濯をするものだと思っている。すっきりする。

まず、2番目についてですが、調べてみると、やはり、例えば8kgの洗濯機で8kg入れて洗濯すると、効率がよくないそうです。8kgに対して約80%の6kg強が目安として良いそう。

48kgの洗濯物として洗う回数を見てみると、
・80% の量: 6kgで洗濯すると、8回
・こまめにの量:2kgで洗濯すると、24回。
この違いをみると、溜めて洗うことが、ファッションと水と上手に付き合うことになると、目に見えてわかります。

一方で、それを引き止める1番目の”匂い”について。
キッチンで毎日利用するタオルや、お風呂に使うバスタオル。夏場になると特に増える汗をかいた服、ヨガウエア、シーツが特におもうことです。
ですが、それらも、まずは、以下の3点で、回数を減らすことに寄与するかもしれません。これは、まずやってみる、です。

・タオル類でしているように、濡れていたら乾いた状態にする=干す
・洗濯物置き場をより風通しよいところにする。入れ物も場所も。
・汗やとくに気になる汚れが気になるところだけあらかじめ手洗いする

そして、最後の3番目は、私の今の”気持ち”の話、ですね。
汚れているものを目の前から無くすことが大切であればその気持ちはあり得ることで。ファッションと水とよりよく付き合いたいと思うのであれば、あらたな気持ちが生まれると思います。

書いた行動たちが、その気持ちにどんな変化をもたらすのか。
VOGUE CHANGEがくれた、生活の新しい実験です。