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Green Talk 110 : ストーリーを編む人とストーリーによりそう人と

昨日のお昼間、久々、Beaさんから学び東京で実践する生活をUpdateしました。

そのBeaさんを知るきっかけとなったLauren Singerさんは最近どうされているのかな、と久々にInstagramを拝見したら、こちらの記事がのっていました。

初めて知ったのですが、彼女が最初に始めたのは、今あるNew Yorkのストアではないそう。
化学物質やプラスチックフリーの製品を生み出したいと、最初は洗濯洗剤を開発したとのこと。それは、3つの成分のみで作られ、ヴィーガンで、プラスチックフリーで、天然成分のもの。
そして、リフィルができるもので、新たなガラス瓶やプラスチックを増やすことはありません。

それを、Kickstarterというサービスを使い、製品化資金を募ったところ、48時間でゴール=設定していた必要金額を達成し、商品がでて。その経験が、その後のストア経営にもつながっているそうです。その商品が、この写真で持っている、the simply coという洗剤。

Kickstarterというサービスは日本でも利用できる、映画、音楽、アート、シアター、ゲーム、コミック、デザイン、写真など、 多種多様なクリエイティブプロジェクトを実現させるための場=プラットフォームになります。

当時の彼女のあげたプロジェクトは今も残っていました。

当初のゴールは10,000ドルだったのですね。それが48時間で達成し、40,000ドルを次のゴールにして、それも達成。結果的に、820 人で、41,719ドルを達成されていました。

上にあげている3つの成分は、染みやにおいをとるベイキングソーダ、洗濯ソーダは染みなどを落とすサポートをし、最後の1つはCastile soapという100%植物由来の石鹸で、洗濯物をきれいにしてくれるそう。それ以外は、香りを天然のラベンダーのオイルでつけているそうです。

そのほか何に10,000ドルが必要か、このプロジェクトのリスクは何か(returnの商品などの発送delayなど)も詳しく書かれています。

このリアルなストーリーは、いいものをいいと声を上げる人がいて。
そのものや新たな習慣や行動に共感し必要だという声があり。
それをつなぐプラットフォームもある、ということを教えてくれます。

そして、事業として投資を受ける形で実現することで、スタート時点で大きな負債を抱えることなく、スタート時に800人以上のファンであり顧客が生まれている。それはとても力強いことだと思うのです。

以前、ここ書いたmymizuアプリも、同じKickstarterというプラットフォームを利用し、アプリとムーブメントの構築にかかる費用を手に入れたそうです。

金額はゴールは150万円で、next ゴールの300万円を超える金額で成立されていますが、過去にアプリ開発を担当した身からするとかなり少ない金額なので持ち出しもあるのかなと推測します。
ですが、Laure Singerさんと同様、ここで410人という顧客でありファンがついていることは本当に大きいと思うのです。


私がGreen Talkを書きながら行うことは、彼らのような、人や団体のファンや顧客として、”新たな習慣や行動に共感し必要だという声”をあげること。

その声は、おこがましいかもしれませんが、Lauren SingerさんやMymizuの皆さんのように、いいものをいいと声を上げる人と同様に、パワーを持つものであるとおもうからこそ。放棄せず、言葉にし、話そうと思っています。

最後に、どの立場になろうとも、以前引用したこの言葉は、生きるものとして、記したいと思います。

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少数の献身的な人たちだけでは世の中を変えられないということを、信じてはいけません。じっさいに、そういう人たちだけが世の中を変えてきたのですから。 ーマーガレット・ミード
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