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Green Talk 36 : Allbirdsとの1ヶ月

カリフォルニアにいる友人から紹介を受けていたAllbirds。私がスニーカー中心の生活になった時に、いいよ、と教えてくれた靴の一つでした。

どんなものかなと記事をいくつか読んでいたら、創設者のジョーイ・ズウィリンガーさんの自然素材への研究や顧客との関係性などAllbirdsに対する思いに共感し。機会をつくりアメリカの店舗で買うか、店舗にいける友人に頼むかと考えていたら。日本上陸という情報を得て楽しみにしていたものでした。

当日は本当に楽しかった!開店から30分後くらいに原宿に到着し。お店がとても混んでいて、日本人スタッフの方に「どうやってお願いできますか?」と聞くと、「順番にご案内しますね」とのこと。
ボーッと色々とみていたら、一人の店員さんと目が合い。上海の店舗を中心で働いている方に接客いただきました。この写真にも笑顔で写ってらっしゃる2段目に並んでいる方です。

Wool runnerという靴が欲しかったのですが、1点だけ、羊に対して彼らが痛いことをしていないかが気になり、伺いました。
日本ではあまり聴き慣れない質問かもしれません。私はよく動物実験をされていないものかどうかを店舗で聞くのですが、え?と聞き返されたり、わかりませんと言われることが多く。彼にはすんなり受け止めていただき、きちんと説明をしていただけました。

また、彼と相談し今持っているレザーのスニーカーとの棲み分けを考え、完全防水ではないのですが、突然の雨などに強いとされるWool Runner Mizzleというものを買うことに。
試着の時の第一印象は、わあ!軽い、歩きやすい!ソールがすごく気持ちがいい!ということでした。

当日の店舗には、記事を拝見させていただいてた、ジョーイ・ズウィリンガーさんもいらっしゃっていました。日本人スタッフの靴の出し入れを手伝ったり、途中お店を出なくてはなったとのことでスタッフ全員に声をかけていたりと。そこで聞こえてきた声や言葉がとても優しく。素敵なボスでした。

購入時は30日保証があることを伺い。ショップバックをお断りしたら、リサイクルカーボンを利用したシューズボックスに、ペットボトル一本からリサイクルして一本できる靴紐で吊るせるようにしてくれて。
彼らのまさにメッセージ”Better Things In A better Way”を体験した日だったのでした。

それから1ヶ月、別のスニーカーとも併用して履いた感想ですが、一言で言うと、別の靴が正直選びたくないくらい、履き心地がいいです。本当に!

最初に足を入れたときの、ソールの気持ち良さは徐々にわからなくなる?慣れてくるのですが。1ヶ月経っていいなと思うのは、歩き回った日であっても靴を脱いだときに「足が解放された!」という気分にならないくらいストレスフリーだということ。足を締め付けない伸縮性、嬉しいです。
夫は、RunnerとLoungerというタイプを両方持っているのですが、足により快適なのはRunnerのほうだとのことでした。

また、予想外にいいなと感じたのは、このwool runner、本当にあったかいんです!woolの保温性って素晴らしいですね。寒くなればなるほど、足指が冷たくならないこの暖かさが最高だと思います。

Allbirdsは、先日挙げたシャンプーバーのethiqueや、木製歯ブラシのHumble Brushと同じく、Certified B Corpとなります。どういうスコアで評価されているのかの情報開示もされていますので、興味のある方は是非みられてみてください。Allbirdsは環境面の評価がかなり高く年々そのスコアを上げているようです。

また、靴の最終的な行き場への配慮もあります。必要がない人が必要な人へ渡せるというプラットフォームとして、こちらのSoles4Soulsという非営利団体と提携し、今も裸足での生活を余儀なくされいる途上国の子どもたちへと届ける活動もしているのです。

日本からの参加はちょっと難しそうですが、他の製品でもこれはよくあることで。グローバルに彼らがEcosystemも同時展開することを望みますが、最近、同様の例に直面して考えを改めたことは。こういう活動をしていることを知らせていただけることで、私が日本にある同じ目的の活動に参加できるということ。

自分で「靴 寄付」と検索して得られる情報は、知らなければ得ようともしなかった情報で。手の届くところに、それは沢山あるのですね。
ないと嘆くより、できる1歩を、私は選び取ります。