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Green Talk 139 : 自分の言葉を持つためにまず言葉を知ること - 青じそ栽培

ベランダの菜園には青じそがいます。
今日もう1度タネの袋を見たら、「青ちりめんしそ」という種類だそう。

それが明らかに、葉の色が薄く、タネの袋についている写真とは違います。同じ緑なんですが、なんて表現したら良いかわからないなと思っていたところ。先輩が、和の色で表現してみたら?と教えてくれました。

それで表現すると、青ちりめんしそは、萌黄色になります。

写真で見る色は、本当にTHE葉っぱ!な緑の草緑色。

その色をもとに、しそを育てている先輩に電話でご相談したところ、以下の3つを教えてもらいました。

1) 追肥が必要かもしれない
2) 株の距離が少し近いかもしれない
3) 青ちりめんしそはあまり葉っぱが青く/緑にならない認識

1) 2)は一気に出来そうなので、少し大きめのルーツポーチをお迎えして植え替える予定です。そこまでしたら、3)を信じて、あとは味を見たり茎を見たりしてあげようと思います。
ベランダ菜園のお友達ができてとても嬉しい。

ふと、その相談の時に、色のことで思ったのですが。
私は、青という色が好きです。ですが、すごく絶妙な青色が好きなんです。それも季節でちょっとずつ変わると言う面倒くささ苦笑。

これを和色で話すとすると、藍白という色や、秘色色が好きで。寒い季節だと濃い目に、暖かい季節だと明るめにそれが出る感じです。

でも、すごくこれを知っていると楽で。
服なども、好きなカラーが中心になると選ぶのも迷わなくて楽しい。むしろ見つけたら、「ああああ!」と迷わず突進できます。

これらの色は無意識に選んでいたのですが、数年前に初めて行ったカラー診断というもので、私に似合うのはまさにこれらの色だそう。
肌がブルーベースで、季節はサマーで、どちらかというとブライトなカラーが合うとのことでした。ん、やっぱり。

自分を知るための言葉は。
こうやって和色にあったり。
街で目にした広告にあったり。
たまたま読んだ本にあったり。

小さい頃は、それらを使う時に「表現を盗んだ」気がしてすごく気が引けたのですが、大人になってからは、xxで見たんだけどね、と付け加えて、私もそう思うんだって言うのは何にも悪いことではないなと知ったりしています。

その中で、いつか、自分だけの言葉が生まれれば、それで。そのためにも知ること。
学ぶの語源は真似ぶ。いいもの、素敵なものをたくさん見てね!と、小学校2年生の時の先生が行った言葉が忘れられません。