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純ジャパボーイ、インターに行く! ③

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わが家の教育方針

などと、小見出しをつけるほど立派な教育方針はないのですが…
ゴリゴリの受験勉強を詰め込み方式でしてきた私と夫。
意味がなかったとは全く思いませんが「それで良いのか?」とずっと思っておりました。
娘も中学受験予定ではありませんでしたが、クラスの7割ほどが中学受験をするため、5年生の秋に「塾に行きたい。」と。
そんな時期から進学塾は難しいし、そもそも受けさせたいと思う学校も特になし。
私も夫も高校まで公立だけど、特別問題はないしね。と思いつつ、せっかくなら公立の中高一貫受験クラスに行くのとはどうかなという事になりました。
ですが、6年生の夏にたまたま夫が見つけた学校を調べたところ、目から鱗の教育方針!
【学習者中心の教育】
学校の真の使命は生徒を鋳型にはめることではなく、自分の考えを持てるよう自由な環境を整えてやり、学習するうえで生じる問題に立ち向かう力をつけてあげること。
そうそう!そういう学校で学ばせたいの!!!
見学に行き、STEAM教育という言葉も初めて聞き、私が受けて来た教育とは全く違う事に愕然としつつも、ワクワクがとまらない。
親はもちろん子供達が「ここで学びたい!」と目を輝かせたのが決め手となり、我が家の教育方針は【型にはまらず、好きな事を好きなだけ探求する】【興味関心がある事を自ら学ぶ】となりました。

中学受験で大失恋…

「僕もこの学校に行きたいから先に入って色々教えて!」
と娘に言っていた小3の息子。
娘は無事にその学校に合格し、予想通り、いや、それ以上に学び大き3年間を過ごしました。
息子にとっては第一志望で唯一の志望校。
他の学校には目もくれず、本命1校に何度もアタックしましたが、ご縁結べず…
息子以上に私の方がショックを受け(宿題も模試も過去問も見ないで自走させていたのにも関わらず…)、これは何に例えたら気持ちの整理がつくのかと自問自答。
そうか、これは失恋だ。
恋焦がれた人にこっぴどく振られた感じだ…
はぁ、これから息子の人生はどうなるのだろうか。
などと、ひたすら落ち込む事数日。
母の落ち込みとは裏腹にしっかり切り替えていた息子。
そして、これまた夫が見つけたインターとの出会い。
「失恋した時は新しい恋が1番の薬よね!」と、10代の私が自分に言っていたようなフレーズを口にしたりして(笑)
本来、めちゃくちゃポジティブにつき、あっさり大失恋から立ち直りました。
(あくまでも落ち込んでいたのは私。息子は私に輪をかけた超ポジティブな性格)

落ち込みすぎた私に、お友達が送ってくれた言葉…

過去を振り返らないで。
あなたの進むべき道はそこにはないのだから。

恐れず進め!前身あるのみ!!!


いざ、インター受験!!!

そんなこんなを乗り越えて、いよいよ受験当日を迎えました…
親の面接もあるため、願書に書いた事を学校に向かう電車内でもう一度読み返す私。
願書は夫と私で半分ずつくらい書きました。
ご縁いだだけなかった学校には子供の思いは作文で提出しましたが、親の思いは伝えられず。
どれだけここの学校で息子が学びたいと思っているか、そしてこの学校の教育方針を理解し、息子にもピッタリであることを、これでもかというくらい書き綴った願書です。
(もちろんオール日本語で…)
到着すると、ニコニコの日本人の事務の方がご対応してくださいました。
『お母さん、面接は英語でなさいますか?』と…
即答で日本語での面接をお願いしたダメ親=私
というわけで、息子と別室に通され、私は小学部の校長先生と面接。
事務の日本人の方の通訳付き…
とても聞き取りやすい英語で、聞くことはできましたが、思いを言葉にできない。
なので、日本語で話して通訳して頂きました。
私の面接は20分ほどで終了。
願書に書いたこととほぼ同じような内容をお伝えしつつ、そこから派生した雑談をあれやこれや。
終始和やかな雰囲気で面接を終えられてホッとしました。
息子はというと、国語と英語のテスト。
国語は漢字や作文の筆記など。
英語はタブレットを使って行ったそうです。
その後は同じく小学部の校長先生とマンツーマンの英語面接。
トータル1時間半ほどの試験を無事に終えました。
戻ってきた息子は清々しい顔をしており、思いの丈を作文でも面接でも伝えられたと思う!との事。
後は結果を待つばかり!!!

無事に合格!!!

発表はメールにて7日前後と言われて、毎日毎日メールが来るたびに『結果か?!』とドキドキの日々。
お友達と卒業祝いのパーティーをしていた、試験からちょうど1週間後に結果が送られてきて、パーティー中に人目も憚らずに息子にハグしてしまいました(笑)
ようやく合格かもらえたこと、息子が『ここで学びたい!』と目を輝かせた学校に通えること…
もう本当に嬉しかった!!!
夫が学校を見つけ、私は必死にリサーチと手続きし、娘の英語面接のサポートからの英語面接と試験に臨んだ息子。
まさに家族一丸となって頑張りました…
パーティーにいたお友達にもお祝いしてもらい幸せ者だね。

こうして、わが家の純ジャパボーイはインターナショナルスクールに入学が決まりました。
さあ、これからが本番!!!
どうなる、純ジャパボーイ?!
インターでやっていけるかどうか、今後の様子も綴ってまいります…

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