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【旅打ち】佐賀競馬_2022年9月

旅打ち記事の一発目は最も直近のものとして、今月行った佐賀競馬場のことを書きます。一人旅です。

1日目/2022年9月9日(金)

今回の旅のスタートは伊丹空港。

失効するJALマイルをコツコツとeJALポイントに変換していたらそこそこ貯まってきたので、今回は伊丹09:50→福岡11:05のJL2053便にて移動。

大阪から福岡までの移動は圧倒的に新幹線利用が多いと思いますし、実際伊丹-福岡間のJAL便は1日3往復のみ。でも、いま住んでいるところが伊丹空港まで車(タクシー)で10分ほどの距離なので、新大阪駅まで電車・バスで出ていくよりは少々タクシー代を払っても圧倒的に伊丹空港利用の方が便利なのです。

福岡空港到着後はちょっと早めの昼食。空港内の因幡うどんです。

肉ごぼう天うどんとかしわおにぎりをチョイス
柔らかくてモチモチの九州うどんって本当においしい

うどんがボリューミーなのでかしわおにぎりは1個で良かった・・・食い過ぎでやや苦しいけど、地下鉄に乗って天神へ。

佐賀競馬は翌日からの開催なので、今日は観光に徹します。天神から西鉄に乗って一路太宰府へ。

生まれて初めての西鉄乗車。まぁ普通に私鉄だな

太宰府天満宮

途中、二日市で乗り換えがあるものの天神から30分ほどで太宰府に到着。もちろん太宰府天満宮の観光です。

まだまだ残暑厳しく、汗ダラダラでした・・・

この太宰府天満宮は10年前に行っているのですが、その翌日か翌々日かに同行した友人と博多・中州で痛飲してしまい、そのせいか実はちょっと太宰府の詳しい記憶が飛んでしまったようで・・・情けない。

門前町の土産物屋がいろいろとあって楽しかったのですが、「え、こんな門前町があったんや!?」と驚いたのも事実。前回の記憶はこの本殿ぐらいにしかなく、本当に記憶が飛んでいたようです。

決して今回が初めてではない門前町

九州国立博物館

そのあとは歩いてすぐのところにある九州国立博物館へ。

実はワタシ、東京・京都・奈良の各国立博物館には行ったことがありますので、今回の九州で独立行政法人国立文化財機構が管理する四博物館はコンプリート。法人違いですが国立民族学博物館(吹田市)と国立歴史民俗博物館(佐倉市)には行ったことがありますので、残る「国立博物館」は上野の国立科学博物館と北海道の国立アイヌ民族博物館のみ。これらもいつかコンプリートを目指します。

やってきました、九州国立博物館!
建物は近未来的で大きい
おぉ、なんか教科書に載ってるやつだ!

この九州国立博物館、デカいんだけど展示はコンパクトと言うか・・・。国立東京博物館や国立歴史民俗博物館はほぼ1日がかりの見どころ満載で、そのような規模感を期待していたのですが、相当ゆっくり見ても1時間半ほどで終了してしまいました・・・。やはり常設展示のみだとこれぐらいでしょうか。(ちなみに京都国立博物館は常設のみだともっとショボいコンパクトです。とっとと目の前の三十三間堂にでも行きましょう)

久留米でウマ娘とその金ナイター

博物館巡りはちょっと予定より早く終了してしまいましたが他に行きたい先も特に考えておらず、仕方が無いので久留米へ移動。佐賀競馬場アクセスは佐賀市や鳥栖市よりも福岡県久留米市のほうが便利なんですよね。

太宰府駅にはたまたま観光列車「旅人」が普通・小郡行として入ってきていたので、これに乗車。

ワタシはちょっとだけ鉄分入っています(微鉄)
転換クロスシートで快適な車両(やっぱ微鉄)

こういう列車って普段は特急とかのはず。もともとは二日市まで2駅乗って、そこから久留米方面の急行に乗り換えと思っていたのですが、こんな快適な列車が小郡まで各停ながら直通するというのなら、どっちみち時間も余ってるのでノンビリ行こうかとそのまま小郡まで乗車、小郡で急行に乗り換えて西鉄久留米に到着。

駅から徒歩3分ぐらいのホテルにチェックイン。

さぁ今晩は久留米ラーメンでも食べるかと当初は考えていたのですが、ウマ娘アプリのチャンピオンズミーティング・ヴァルゴ杯に出走させる小娘たちの育成がまだ終わっていないし、その金ナイター(園田競馬)もあるということで、駅ビルのスーパーでツマミとビールを買って部屋飲みしながら、この日は終了。

2日目/2022年9月10日(土)

ホテルを朝8時半に出発し、西鉄久留米バスセンターからJR久留米駅までバス移動。JR久留米駅から在来線で鳥栖に向かい、鳥栖で乗り換えて吉野ヶ里駅で下車。

吉野ヶ里歴史公園

ここは確か20年ぐらい前にも来たことがあるのですが、当時はまだ開園して間もない頃だったので、復元された建造物もそれほど多くはなかったと思います。写真も残っていないので完全に淡く頼りない記憶だけですが・・・。

吉野ヶ里駅からはこのような野畑の間を歩いて・・・
10分ほどで到着。もうこの時点で汗だく
北墳丘墓。出土そのままの状態で保存してあるのがスゴい
甕棺の模型。一瞬イヤホンを付けているのかと思った
北内郭の様子。1700年前にこんな立派な建物があったとはスゴい

吉野ヶ里歴史公園はとても広く、復元された建造物も多いので見どころ満載ですが、如何せんこの日は残暑厳しく、園内巡回バス(無料)を使いながらも汗だく。2時間ぐらいかけてたっぷりと見たので、そろそろ佐賀市内へ移動することにします。

行きは吉野ヶ里駅から公園東口まで歩いてきましたが、公園西口からは佐賀寄りの神埼駅までほぼ同距離で歩けるようなので、神埼駅へ。

神埼駅前にあった卑弥呼の像

佐賀城本丸歴史館

神埼からJRに乗って佐賀駅に到着。

ちょうどお昼どきだったので佐賀駅前の「ららら らーめん」で昼食。
(写真撮り忘れましたので、リンクからご確認ください)

カテゴリー的には佐賀ラーメン?というのでしょうか?
あっさり目の豚骨ラーメンで、まぁ個人的には久留米ラーメンや博多ラーメンとの違いがさっぱり分かりませんが、豚骨系は何でも大好きですしおいしかったです。

昼食後は佐賀バスセンターから佐賀市営バス6番系統で移動。終点の佐賀城本丸歴史館へ。

城好きとして毎度テンションの上がる瞬間
日本初の復元本丸御殿
45mも続く畳敷きの廊下

ここはゆっくりと観て所要1時間といったところでしょうか。本丸御殿と言えばやはり京都の二条城でしょうが、ここ佐賀城も復元とは言え規模が大きく、歴史的空間を直接体感できる素晴らしい施設だと思いました。オススメです。

聖地SAGA

佐賀城をあとにしてバスで佐賀駅まで移動し、駅構内で土産物を物色。すると、このようなものを発見!

発見というか、買ってるやないかい!

そう、ここはSAGA。ゾンビランドサガの聖地でもあります。

ウマ娘からCygames繋がりでゾンビランドサガを観たのですが、これがまた佐賀愛に満ちた破天荒なアニメでとにかく面白い!ガチのアニメファンというわけでもないのであえてこのためだけに聖地巡りをするつもりは無いのですが、せっかく佐賀に行くのだったらグッズがあれば買おうかとは思っていました。ちょうど良かったです。

ちなみにこれはおつまみセットでイカやアナゴの乾物ですが、なぜイカなのかはアニメ第2期(「ゾンビランドサガ リベンジ」)の第1話で分かりますので、アマプラやNetflixでどうぞ。

佐賀競馬場

佐賀駅から神埼駅までJRで移動し、神埼駅バス停から西鉄バス43番に乗って一路佐賀競馬場へ(所要23分、490円)。

おそらくですが、佐賀・神埼方面から公共交通機関で佐賀競馬場に行くにはこのルートしか無いと思います。しかしこの43番は非常に本数が少なく、土曜日は [11:37  13:27  15:27  16:47] 発の4本、日曜日は [11:42  18:35] の2本しか使えません(ここなどで常に最新情報をご確認ください)。客はワタシを含めて2名しか乗ってなく、その2名とも「競馬場前」バス停で下車。

10年ぶりの佐賀競馬場。うまてなし。
そういえば昔はJ-PLACE鳥栖じゃなくてWINS佐賀だったな
一応萌えキャラか。ウマ娘を使った方がより効果ありそうだけど
そうそう、この独特の右回りパドック
心なしか景色が高知競馬場に似ているような・・・
いまや園田・高知は改装してこざっぱりとしてしまったが、
ここ佐賀は昔の鉄火場の雰囲気が残っていて大変よろしい
昭和を感じる趣き
「湯茶接待所」懐かしい響き
昔はおばちゃんがカウンター越しにお茶を出してくれたらしい(今は機械でセルフ)

佐賀競馬場が佐賀市から鳥栖市に移転して今年がちょうど50周年ということで様々な取り組みが行われていますが、その中の一つが今年4月より導入された新ファンファーレです。下のリンクから聴くことができます。

これ、現地で聴くとものすごく胸が熱くなるというか、中央競馬に負けていない音響演出(個人的には一般戦のファンファーレが一番好きです)!
これを聴きにまた佐賀競馬場へ行きたくなるぐらいです。

飲食店は結構充実しており、不自由はしません。って言うか、今日は朝から汗かきまくりだし、なんかそこらじゅうで焼鳥のいい匂いがしてきます。これはもう焼鳥をツマミにビールへいくっきゃないでしょ!

・・・だが、なんか様子がおかしい。どの店にも「ビール」の三文字が無い!不思議に思って売店のおばちゃんに訊いてみると、佐賀競馬場は車での来場者が多いのでアルコール販売自粛とのこと。あぁ、なんてこったい。

とりあえず元・湯茶接待所脇のマシンのお茶で喉を潤しますが(タダなので)、「渇きを癒す」ってそういうことじゃないねん。ヒトにはビールでしか癒せない渇きってのがあるねん、ホンマ。(思わず関西弁になってもた)

「競馬場でビール!」とずっと思いながら吉野ヶ里を歩き回ってきたワタシはすっかりテンションダウン。別に腹が減っているわけではないので焼鳥だけ食う気にはならないし、って言うか食ったらビール飲みたくなるし

・・・ということで、早々と7R終了後に「友の会バス」に乗って久留米へ撤収することにしました。(馬券は6レース分買って、収支はトントン)

友の会バス

友の会バスはわずか20分ほどで西鉄久留米駅へ。途中のJR久留米駅までは10分ほど。久留米側とは実にアクセス良好です。

ちなみにこの友の会バス、正面ゲートを出て左手に止まっている西鉄バスなんですが、行先表示は「貸切」。まごまごしているとバスの前に立っているおばちゃんが「久留米?」と訊いてくるので「久留米」とオウム返しし、そのおばちゃんに300円払って乗車。車内では明らかに常連グループと思わしきおっちゃん、おばちゃんらが本日のレース回顧に盛り上がっています。

しかも運転手は「ご乗車ありがとうございます」じゃなくて「お疲れさまでした。おかえりなさいませ」って言うし。雰囲気はホンマに貸切やん、これ。正確には知りませんが、恐らく西鉄バスとして定期路線の免許を得ていないのでしょう。って、それならホンマもんの貸切やん、これ。

やはり久留米でウマ娘

19時頃にホテルへ帰還。昨夜は「明日こそは久留米ラーメン」と思っていたのですが、昼食として中途半端にアイデンティティ不明なラーメンを食べてしまったので、さすがに小池さんほどのラーメン好きではないワタシとしては他のものを選びたいところ。

しかし今から他のご当地グルメなどを探して突撃するほどアクティブではなく、それよりも先程はアルコール販売自粛の佐賀競馬場である意味生殺しにも遭っているので、とにかく一刻も早くビールが飲みたい

さらには、やはり育成しきれていない小娘どものことも気になります。よって、結局この日もツマミとビールでウマ娘をやりながら佐賀競馬メイン&最終レースをネット参戦して過ごしてしまいました・・・。

おかげさまでこの娘が活躍してくれました(オープンリーグ)
最新シナリオなのにスピードが1200 SS+止まりとなるキセキ

3日目/2022年9月11日(日)

前日同様に西鉄久留米バスセンターからJR久留米駅へバス移動。そしてサクッと新幹線で一路新大阪へ。電車一本で帰れるのはありがたいです。

JR久留米駅前になんかデカい時計が
ほう、からくり時計。あれ?下のほうを見ると・・・
歌手は知ってる!久留米のヤツやん!

とまぁ、今回の旅打ちはこんな感じですが、ちょっと文章が長くなってしまいました。普段の旅打ちはもっとアッサリしたものなんですが、今回は意外と記事ネタに恵まれた旅でしたので、欲張りなワタシとしてはアレもコレもと書きすぎてしまいました。(ウマ娘云々は不要とのお叱りの声、ごもっともでございます・・・)

今回は直近の旅打ちを記事にしましたが、過去の写真がいっぱいありますので今後は昔のことも記事にするかと思います。引き続きよろしくお願いします。ご精読ありがとうございました。

最後にこれだけ。

九州地方競馬、最後の砦

公式サイトより
荒尾・中津の分までという想いをひしひしと感じます
これからも応援します、佐賀競馬!


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