見出し画像

ワタシと競馬:2022年回顧

あっという間に2023年の始まりとなりました。皆さま明けましておめでとうございます。このお正月はいかがでしたでしょうか?

ワタシは大晦日~正月三が日は同じ兵庫県内の実家に帰省し高齢の両親と共に過ごしたのですが、実家にWiFiなんてシャレたものは無く月7GBまでしか使えないスマホだけでしたので軽いデジタルデトックスと言いますか、両親との会話や地上波テレビ番組の視聴、そして読書(と言っても週刊ギャロップや優駿1月号…)などでのんびりと過ごせました。

その間、馬券を買ったのは3レースのみ。12/31高知7R(高知県知事賞)と同高知11R(一発逆転2022ファイナルレース)、そして1/3園田11R(新春賞)ですが、高知県知事賞と新春賞は見事に的中!2022年の締めと2023年の幕開けを良い形で迎えることができました。

3歳2冠馬ガルボマンボと高知初の獲得賞金1億円馬スペルマロンの
直線最後の叩き合いにシビれました
圧倒的1番人気2番(ララメダイユドール)が吹っ飛び、
最高の形での馬券ゲット!
ウマ娘アプリの新年★3確定ガチャでワンダーアキュートが来たので、
同産駒であるアキュートガール(牝4)で勝負、そして的中!
これがWA産駒としては中央・地方合わせて初の重賞制覇
ふほー!!

そんなこんなで今年も1月4日となりました。またWiFi環境下でパソコンに触れつつ、昨年末から書こう書こうと思っていた2022年の競馬的回顧を行いたいと思います。ありきたりですがランキング方式のトップ5です。

1位 SNS開始(ツイッター & note)

ツイッターアカウントは4年ぐらい前から持っていたのですが、10年ぐらい前にフェイスブックをやり過ぎてSNS疲れを起こし、それが今日までずっと抜けないままでした。

しかしさすがにツイッターというトレンドぐらいは齧っておこうかと思い2022年8月ぐらいから始めたところ、色々なジャンルの競馬ファンとつながることができて競馬をより多角的に見られるようになり、競馬がとても面白いものとなりました。

フォロワーさんはやはり予想系で呟く方が多いですが、自分なんて赤子レベルになってしまうほど地方競馬に対して造詣の深い方や、珍名馬や外枠に妙な拘りをもっている方、そしてなんか中国やトルコ方面の日本由来血統にまで精通している方など本当に多種多彩で、そういう方々とのやり取りを通じて自分における競馬の広がりを感じていることが、いますごく幸せなことだと思っています。

あとはこのnoteです。

実は昔フェイスブックと同時期にやっていたブログでもちょっと疲れてしまったというところがあったのですが、このnoteは凝った装飾など無しに思ったことを気儘に書くことができるものとして、そしてツイッターの文字数では収まらないところを補完できるツールとして使い始めたのが自分にピッタリと適合。これらSNSのおかげで競馬がより楽しいものとなりましたのでそれらツール及び繋がって頂いている方々に対しホント感謝、感謝です。

2位 競馬場に行きまくった

2022年4月に海外駐在から帰ってきて一つ心に誓ったのは「競馬場に行きまくる」ということ。と言いますのも、その海外駐在地は競馬が無いインドネシアでしたし(下の記事によると最近まであったようですが)、コロ助もあって殆ど外に出られなかった日々。

それがまたあちこちに競馬場がある日本に戻ってきた訳ですから、駐在中に溜まっていた鬱憤を晴らすかのように休みの多くは競馬場訪問に費やしました。

2022年4月~12月に行った競馬場一覧
園田9回 阪神6回 高知5回 ソウル2回 佐賀1回 金沢1回 新名古屋1回 中京1回 門別1回 函館1回 大井1回 川崎1回 船橋1回 <計31回>

なにせ園田競馬場へは徒歩圏内のところに住んでいますので、そこには1,2レースだけちょこっと観に行ったというのも含みますが、9か月間で31回、すなわち月平均3.4回の競馬場訪問は自分として満足の成績?です(馬券成績はさておき…)。

平場からジャパンダートダービーのような大レースまで幅広く現地観戦しましたが、最も心に残っているのは競馬場に人が戻ってきてまた以前のような活気が戻ってきていること、一方で中央競馬はG1開催日でなければスマートシートが簡単に確保できて一日中快適に観戦できるようになったといったところでしょうか。

阪神競馬場のスマートシート

以前なら競馬場は指定席や特別観覧席を確保しない限り「終日立ちっぱなし」といったところですが、さすがに50歳近くにもなるとその立ちっぱなしがキツくなってきましたので、着席できるようになったのは本当にありがたいです。

あと、以前は無料の座席でもマークカードが1,2枚だけ置かれ、席取りしているのかそうでないのかよくわからない、そんでもって結局置かれているだけで誰も座らずデッドになっている座席が結構あり、そんな姿が正直イヤでしたので、今後コロ助が完全に終焉した際にどうなるのかはわかりませんが、個人的には今のやり方がニューノーマルとして定着してほしいところです。

3位 韓国競馬への傾注

ワタシのこのnoteは韓国競馬を中心にしているものとも言えるのですが、2022年9月4日に行われた韓国国際競走(コリアカップG3&コリアスプリントG3)をきっかけに、それまではぼんやりとしたものだった韓国競馬への興味が本当のものになったと言うか堅固なものとなりました。

ソウル競馬場にて(2022年11月)
堅固になり過ぎて韓国G1まで観に行ってしまいました(2022年11月大統領杯)

韓国国際競走と言えばロンドンタウンの衝撃の圧勝(2018年第3回コリアカップ)や日韓間の政治的問題による日本調教馬招待の取りやめ(2019年)といったこともありましたが、2022年の第5回はコリアカップ・スプリント共に韓国調教馬の優勝でその力有るところをまざまざと見せ付けられました。

韓国には2021年末時点でレーティング110を超える馬が1頭もいませんので日本と比較するとまだまだ差はありますが、今回同105を超える馬(ウィナーズマンとオマオマ)が国際G3で勝った訳ですから、もう日本側としてもG3クラスの馬ばかり送り込んでは歯が立たないでしょう。

そんなこんなで今後G2クラスからさらに上を目指すことになる韓国競馬に対して俄然興味が湧いてきましたので、それからは韓国馬事会が発行する開催計画書などを読み込んで韓国のシステムについて理解を深めると同時に、父日本調教馬産駒を中心に毎週のレースをチェックするようにした結果、少なくとも兵庫県競馬に対する知見(各個別馬のプロフィール把握を含む)と同じぐらいのものは持ち合わせるまでになれたと思います。(いま自分の知識量としては高知>中央>兵庫=韓国>南関東ぐらいの序列です)

幸いにも自分には韓国語の読み書きができるというバックグラウンドがありますし、日本ではまだ全然知られていない韓国競馬のことについて少しでも情報発信していければと思っていますので、これは2023年以降も引き続き精力的に取り組んでいく所存です。

4位 中央競馬へのカムバック

自己紹介記事でも述べておりますが、ワタシには競馬と距離を置いてしまった時期がありました。

それは2007年4月から台湾駐在に出たことがきっかけだったのですが、台湾には競馬が無いことと、当時のネット環境としてもようやくADSLが普及しはじめた頃(しかも最高速度は4Mbpsに過ぎませんでした)につき、まだまだ競馬場やウインズに行くのが主流だった競馬とは自然に距離ができてしまいました。

2007年のダービーでウオッカが勝ったところぐらいは記憶や把握をしているのですが、翌年のディープスカイとかなるともう怪しくなり、2009年のロジユニヴァースに至っては今もなおどんな馬だったのか知りません。

さすがに2012年にオルフェーヴルとジェンティルドンナがそれぞれ三冠を獲ったことは海の向こうからの大ニュースとして知ってはいますが、古馬戦線はほとんど何も把握しておらず、よってゴールドシップなんてのはむしろウマ娘から知ったぐらいです。

台湾駐在7年半の間に競馬をすっかり忘れてしまったことはそのあとも大きく響き、正直キタサンブラックも最後の有馬記念(2017年)ぐらいしか知らないというレベルまで落ち込んでしまいました

そんなこんなで2007年から約10年間競馬とは疎通になってしまいましたが、2019年に高知競馬と出会いハマってからは徐々に中央競馬も観るようになって回復基調へ。そしてこの2022年は上記1位、2位の活動によって地方競馬と同じぐらいに中央競馬を観ましたので、ようやく自分の中では中央競馬にも戻れたかなと思っています。

ただし、全盛期(2000年代前半)はOP、3勝はおろか2勝クラスの上位馬まで各馬プロフィールが頭の中に入っていたのに対し、今はまだG2クラス以上に留まります(G3馬になるともう怪しいです)。あと、血統面でもすっかり世代が変わってしまいましたし、特に牝系や兄弟姉妹馬の理解にも遅れていますのでそういったやりにくさはありますが、加齢による記憶力の低下もあると思いますので、もう全盛期の自分を追い求めるようなことはせず、いまのバランス(地方&中央&韓国)やスタイルでぼちぼち楽しんでいこうかと思っています。

5位 ゲームとリアルの融合・相乗効果

これは上記「中央競馬へのカムバック」とも関係してくるのですが、去る11月にPS4ソフト・ウイニングポスト9 2022に手を出してしまいました。

それまではウマ娘ときどきダビスタ(と言ってもGBA版ですが…)といった感じだったのですが、競走馬の育成というよりはもうちょっと競馬のシステム的なところに踏み込んだものが欲しかったと言うか、割と経営シミュレーションみたいなものが好きなのでそれに類するものは何か無いかなと探したところ、これまで一度もやったことが無かったウイニングポストを発見。

幸いPS4は持っており、しかし新品ソフトを買うには高いので4500円の中古を買ってスイッチオン。すると・・・まさにコレ!こういうのが欲しかった!1991年ストーリーで開始したのですが、それはまさに自分が競馬にどハマりしていた時期とピッタリで、その時の史実馬が出るわ出るわ。

もちろんライバル馬としてメジロマックイーンやスペシャルウィークが出てくるのですが(鬼のように強い)、血統を再現すれば自分の持ち馬としても史実馬が出てくるシステムとなっているので、ワタシは開始早々に繁殖牝馬ローザネイを仕入れ、それにシャーリーハイツを付けてロゼカラーを再現。

そのロゼカラーは史実通り早熟でファンタジーSしか勝てなかったのですが(史実でもデイリー杯2歳Sだけですね)繁殖入りさせてサンデーサイレンスを付けるとローズバドが誕生。このローズバドは史実と違い三冠牝馬になりましたが、そのようにゲームの中ながら自分が実際に見てきたことに再会できるのがとても楽しく、また、中央競馬へのモチベーションをグッと高めてくれるものとなりました。

あとはやはりウマ娘の存在も非常に大きなものです。昨夏にコパノリッキーが登場し、そのライバルとしてホッコータルマエやワンダーアキュートの存在も明らかになったのですが、これらダート馬はワタシが競馬から離れていた時期の活躍馬であったため、自然と史実の履修に努めました。

そのおかげでスマートファルコンからワンダーアキュート、そしてホッコータルマエ・コパノリッキーへと続く歴史を把握できましたし、ウマ娘化されていないもののエスポワールシチーやニホンピロアワーズ、トランセンドといったライバル馬たちの存在も。

そしてようやく晩年の姿ながらワタシが競馬を再開した後に実際に観たサウンドトゥルー・ゴールドドリームへと繋がって、クリソベリル・チュウワウイザード・オメガパフュームに至るというダート最強馬たちの熱い系譜を理解させてくれたのは紛れもなくウマ娘のおかげです。

思えば1990年代前半に競馬を始めた時、その仕組み的なところの理解の大きな一助となったのがダビスタ。そのせいで自分の中ではいまだにCBC賞や鳴尾記念をG2、チューリップ賞をG3として勘違いしたりもするのですが、ダビスタは偉大な競馬入門書であり、ウマ娘とウイニングポストは競馬復帰のための立派なリハビリ施設といったところでしょうか。ワタシの中でゲームとリアルの融合による相乗効果を強く感じた一年でした。


終わりに

調子に乗って個別馬券の当たった外れたまでも含めた「10大記事」なんてものも考えましたが、たぶん6位以下は些末なネタとなって結局記事が冗長になるだけかと思い、また、もはや競馬は生きがいの一つであり今後の生活スタイルにも大きく関係してくるところにつき、ちょっと大きな目線での5選としました。

最後に、普通なら前年を回顧して今年の抱負を語るといったところかと思いますが、今のところ特に大きな抱負はありません。上に挙げた5つは今年も変わらず続けていきますし、そうすることで自分の競馬ライフがますます充実していくものと信じています。そして、また来年のこの時期に高知県知事賞の大当たり馬券などをご披露できれば最高ですね。

こんなワタシですが、2023年も引き続きどうぞよろしくお願いいたします!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?