見出し画像

国家試験を終えて

2022/02/20

こんばんは。なんとかなるのすけです。

今日は国家試験がありました。

大学4年間の集大成として、
また、就職先への切符を手に入れるために、
今日は全力で狩りをしました。(担任の先生の受け売りです。)


私が国家試験を意識したのはちょうど1年ほど前でした。
たしかその頃にその年の国家試験を解いた気がしますが、結果は合格とは程遠い点数でした。
点数取れないことは分かっていましたが、さすがに焦って少し勉強しました。

4月からは病院実習が始まり、7月末まで試験勉強をする余裕はありませんでした。
ただ、実習の中でひたすら勉強しました。
別に試験勉強の時間を作らなくても、
臨床で学ぶことのほうが入職後にも重要になってきますし、
その場でフィードバックが得られるので理解しやすく、
その時にできることを一生懸命勉強して吸収することの方が結果的に効率良く学べてよかったなと感じています。

実習が終わってからは就職活動と、卒業研究に追われました。
卒業研究の発表が終わり、卒業論文を提出し、
ようやく試験勉強のスイッチが入りました。

過去問を解き始めるタイミングが周りの友達よりも遅かったのですが、遅いからと言って大きな問題にはならなかったと思います。
その分、模擬試験の内容をしっかり復習していました。
正しい選択肢も誤った選択肢も、解説を読みながらノートに整理していきました。
時間がかかってもその方法でじっくり丁寧にやることが、
国家試験だけでなくその先にも役立つと考えたので、
年明けまでその方法で勉強しました。

そのおかげもあってか、模擬試験を重ねるたびに得点は上がり、クラスで一桁の順位になれることもありました。


しかし、年明け一発目の模擬試験で盛大にやらかしてしまいました。
そしてそのせいで先生と面談することになりました。
面談といっても先生と現状を相談しながら、もうやるしかないよいった内容の再確認でした。

またしばらく経って再び面談を違う先生としました。
何時に起きて、何時に寝て、何時間勉強しているのかを聞かれ、だいたいの感覚で答えました。
私の生活行動を先生に教えることだけでも嫌なのに、
「計算合わなくない?残り〇〇時間何してるの」
と続けられたのでイラッとしてしまい、
「ぼーっとしてるんじゃないですかね」
と言ってしまいました。

最初の面談をした後から、過去問を中心とした勉強方法に変え、私なりにも勉強時間を増やして頑張ってたところに
「少ない、全然足りてないね」
「過去問どのくらい正答できるの、満点とれなきゃ恥ずかしいよ」
「200問解くのに〇〇分かかるのは遅すぎる」
「明日から1日400問ね、朝200問解いて不安なところを8時間以上勉強、夜に同じ200問解いて」

全く肯定されず、否定され続け、
さらには当時不可能に近い問題数を指示されました。
さらに追い込むように、
「別にできなきゃやらないでいいよ、本番で焦るのはあなただからね」
こう言われてさすがにカチンときました。
ほんとに頭おかしいんじゃないかと疑ったほどです。

極めつけは学習報告です。
毎日最低1回は先生に勉強時間、問題数、内容、起床時間、就寝時間を報告することが義務付けられました。
ここまでして、私生活を晒さなければいけないのかと本当に怒りが込み上げました。


たしかに勉強時間は少ないし、問題数もこなせていなかったが、
一人暮らしだから掃除洗濯といった家事や、ご飯の買い物から作って片付けてまでひとりでやらないといけない。

勉強時間以外をその時間だけに使っているわけではないが、たしかにスマホを触る時間だってあります。

寝ている時間とご飯の時間以外を勉強の時間に当あてろという勢いでものを言われた時に、
一人暮らしを言い訳に使おうとしてしまいそうになりました。
しかし、一人暮らしだから実家暮らし人よりやることが多い、時間がないという言い訳をしようとしたことがもうほんとに悔しくなりました。


おかしいこと指示してくる先生にも腹が立つ、
かと言って報告で嘘をつくのはもっと嫌だ、
また、私の意思で始めた一人暮らしを言い訳にしようとした私自身にも腹が立つ。
この気持ちがあったことによって、

絶対、なにがなんでもやってやる、そう決めました。

そして今日は国家試験の当日。

1月末から今日までしっかり先生に言われたことは毎日継続しました。
量としては、1日400問で計10年分4周することを指示されたわけですが、
それを言われたとおりやるだけではなんとなく悔しいので、最後の1週間は1日800問に増やして勉強しました。

結果的に全部で10年分を6周、12,000問以上は解いたことになります。
20日程の間にこれだけの量を勉強することで、実際試験で焦ることはありませんでした。

自己採点ではもちろん不正解は目立ちましたが、合格はかなり近いのではないかと思います。
しっかり取り組めたのはよかったです。


発破をかけられて、先生の思惑通りになってしまったと認識されるのも癪ですが、
それがなかったら危なかったと感じてしまう私がいることも癪です。
何が何だかわからないですが、
試験に合格できればとりあえず丸く収まることでしょう。


ありがとうございました。
国家試験、お疲れ様でした。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?