ベトナムハノイ名物料理「チャーカーラボン」と日本の魚の形の醤油さし(たれ瓶)。衝撃的な話?!
ベトナムハノイ名物にChả cá Lã Vọng(チャーカーラーヴォン、チャーカーラボンという料理がある。
僕も一度食べたことがある。チャーカー通りにある専門店で。
魚、ハーブ、ネギを揚げ焼きしたものをテーブルのコンロにドンっと置きみんなでつついて食べる。実にシンプルだが美味しい料理だ。
さて、この魚。当時食べたときは何の魚か分からなかった。調べようがないし、ガイドブックなんかもはっきりとしたことも書いていない。
ナマズの一種だの、雷魚の一種だの・・・まあ川魚なんだなという程度。
最近はネットがさらに普及していい時代になった。
さて、この魚は学名Hemibagrus guttatusナマズ目ギギ科のもの。和名がない。wikipediaではラン魚と書いてあるがどこからどう引っ張ってきた「ラン」なのか不明(ベトナム名の一部から?)なのでその名前は避けたい。
結局、日本語の名前がないということで決着づいた。しかし、雷魚はスズキ目なので、雷魚ではなく「ナマズ」ということでもういいんじゃないですかね。
で、このナマズの一種くん、ベトナム語で、Cá lăng chấm(ランチャーム魚)という。(Caは魚という意味)
よく見る醤油さし(たれ瓶)。これは1957年大阪で誕生したもので、その名も「ランチャーム」!?
(株式会社旭創業。大阪市住吉区南住吉)
すごい!同じだ!
実は、弁当(ランチ)にチャーミングな醤油さしということでランチャームと名付けたそうだ。
この偶然の一致!いや必然か!
日本と親日国家ベトナムをつなぐエピソードでした。
さて、チャーカーラボンという名前。Chả cá Lã Vọng
chaは揚げ焼き。caは魚。「La Vongの魚の揚げ焼き」。La Vongとは何でしょうか?
おしゃれなネーミングです。日本でもよく知られた人物です。魚。釣り。釣り好き…
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