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糸島ショローの今日もお散歩日和 2023.5.14 福井神楽

糸島に移住して楽しみにしていた福井神楽を、最高のお天氣となった日曜日、全演目(24)鑑賞してきました。
下記は5年前の記録ですが、雰囲氣をお知りになりたい方はご覧くださいね。NPO NIA様、ありがとうございます。

まさに古事記の世界の再現でした。
神楽に先立って神事があり、大祓い祝詞、大太鼓の響きに邪を払われる思いでした。持参したお弁当を食べ、舞台のかぶりつきで待機。それから、約5時間、たっぷり堪能しました。
途中、お菓子を撒く演目や、スサノオが舞台から降りて、観衆のからだの厄払いをしてくれたり。観衆を飽きさせない工夫があります。演目の始めに、解説があるので内容がよくわかりました。現在の神楽師は34名、若さあふれる高校生から円熟味の大ベテランまで。陰ながら継続を応援しようと思ったことです。
そして、ラストは福井神楽50周年記念の餅撒き。紅白のお餅、ワタシは12個拾いました。やはり餅撒きは楽しい。
翌日、白山神社の月次祭に参加したところ、福井神楽の会長さん、宮司さんも皆さん、本当に素敵な笑顔でした。
一仕事やり終えたという安堵感でしょうか。
ワタシのように初めて福井神楽を観劇した方曰く。
「実際に見てからだと、福井神楽の写真や動画を見たときの印象が変わりますね」
まったく同感です。

実は大晦日にも舞われる福井神楽、こちらは根性がなく見逃してしまったのです。
今回、青葉茂れる天候のもと、全演目を一氣見できたのは幸いでした。

アマテラスの天岩戸神話とニニギがもたらした米作りが、全編の芯となっており、特にラストは岩戸を開いてアマテラスを拝むシーンです。

改めて日本人に今必要なのは「神話」ではないか、と思った次第です。

最初にお米を撒くシーン
絶好の神楽日和
「土用」が設定された物語



鯛釣りの演目で、お菓子がまかれました。
スサノオは疫病退散の神でもある
火鬼、水鬼、風鬼、両鬼と続きます。


大詰め、アメノウズメの舞


ラスト、タジカラオの神が天岩戸を開こうとしています。
無事、アマテラスが姿を姿を現し、神々が拝礼するシーン


糸島市 福井の白山神社にて、毎年第2日曜日開催。
チャンスがあったら、ぜひ見にいらしてくださいね。



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